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第15話 魔獣ヲ操ル者 
sheth日記と同時更新!
私の絵を大公開!(とかいいつつ一部ゲフゲフ

今回、かなり長くなってしまって更新するのも遅くなってしまいました・・・。
申し訳ない!w


魔女と吸血鬼の関係を描いたつもり・・・なんだけど・・・
正直いって、ぶっつけで書いたから設定じゃなかったり?w
まあ、そのうち設定として付け加えます

補足しときますが、サフィラは自分のことを「わたくし」と言います。なので、それで読んでください。

では、本文どぞw

※ラミア・・・吸血鬼(ラテン語) 
 トルナード・・・竜巻(スペイン語)
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あの、2組に編入してきた彩箕路ココさんという人が来てから数日が過ぎた。

私は、あの子を見かける度に逃げ出したくなってしまい、その場から離れていた。
リリは私のことをどう思っているのだろうか。改めてそう思ってしまう。なぜなのだろう・・・。

・・・頭が急に痛くなったあの日以来、リリのことが愛しく・・・今までよりも好きという気持ちが強くなった気がする。

私は・・・リリが好きだ。私のリリを誰かに取られてしまう。あの子に取られてしまう。
・・・そう思うからあの彩箕路ココという人とリリが楽しそうに話してるのを見て悔しいと思ってしまうのだろうか。

リリボン「・・・・にゃん、ぷらにゃん?」
プラシナ「・・・え?あ、ごめん・・・」

考えすぎてリリの声も聞こえなかったみたい。
心配そうに私を見ている・・・。

リリボン「どうしたの?何か悩み事?」
プラシナ「う、ううん。何でもないの。心配してくれてありがと」
リリボン「・・・・・・」

・・・余計に心配させちゃったかな・・・。こんな調子じゃ駄目だな・・・。
もっと元気よく過ごさないと。

リリボン「今日、ココの実力を見てみようかと思ってるの。ぷらにゃんも手伝ってくれる?」

・・・リリ、実力が見たいんだ・・・。私なんかより、あの子のことが好きなのかな・・・。そう思うとなんだか悲しいや・・・。

プラシナ「うん・・・」
リリボン「嫌なら見てくれてるだけでいいから。無理しないで」
プラシナ「うん・・・」

・・・駄目だ。リリと一緒にいるのに・・・元気になれない。そんなに私は思い詰めているの・・・?

リリボン「ぷらにゃん、私はぷらにゃんのこと誰よりも大好きだよ」
プラシナ「・・・え?」

気付いたときには抱かれていた。あったかい・・・

リリボン「・・・ごめんね・・・・」
「 」

また・・・あのノイズ・・・・。
なんで・・・聞こえないの・・・?
なんで・・・胸が苦しいの・・・?

なん・・・で・・・

リリボン「・・・眠って。」

・・・ぷらにゃん嫉妬してる。まずいかも・・・

サフィラ「気付いていたのですか」

ぷらにゃんを心配しているとサフィラが部屋に入ってきた。静かに物音を立てず私の傍までくる。

リリボン「繋がってるのよ?何を考えているかくらい分かるわ・・・」

ぷらにゃんはきっと彩箕路ココに嫉妬してるに違いない。そうでなければ、こんなに窶れるはずがない。私といてもこの調子じゃ、これから先どうしたらいいのか・・・。念のために策は立てておいたけど・・・

サフィラ「このまま嫉妬心が続けば、間違いなくプラシナ様は私(わたくし)逹と同じ、“魔物”になってしまいます。どうされるおつもりですか?」
リリボン「敢えてそうするのは駄目かしら」
サフィラ「人として、生きていて欲しいとあれほど申しておりましたのに」
リリボン「・・・このまま苦しんでいるぷらにゃんを見続けていくよりはマシよ・・・。」

・・・嫉妬心、か・・・。
しばらく、様子を見ていく必要がありそう・・・

リリボン「・・・彩箕路ココの件、あなたに任せるわ。私はぷらにゃんと一緒にいる・・・」
サフィラ「仕方ありません。お任せください。魔方陣から状況はお察しください」
リリボン「分かったわ・・・・」



その頃

外は薄暗く、分厚い雲が辺りに広がり、雷が度々落ちている。
とても不吉な空の色。
この空模様になると魔獣が近くに出た証拠になる。

シェスリナたちに退治命令が出され、魔獣を狩っている最中。
その中に、彩箕路ココの姿があった。

ココ「うわぁあ!?」
シェスリナ「まりりん、大丈夫かにゃ!」
ココ「・・・だ、大丈夫・・・」

初めての魔獣を相手に戸惑うココ。
クルセィがサポートに入り、ココに戦い方を教えながら任務をこなしていた。

そして、最後の1匹をクルセィのウォーターキャノンで仕留めて一通り終わった。

クルセィ「ふぅ・・・片付いたか・・・」
バラージュ「・・・ん?」
シェスリナ「どうしたのよ、はぐみん」
バラージュ「・・・さっきので終わったよね?」
ルインティア「はい、終わりましたよ?」
バラージュ「でもさ、空が全然元に戻らないよ?」

皆が空を見上げていると、突如大粒の雨が降ってきた。

ココ「雨?」
シェスリナ「ぎゃあ、雨は苦手だにゃー・・・」
テレリ「・・・!皆さん、伏せてください!!」

テレリがなにかに気付いたのか皆に向かって大声で呼び掛けた。

シェスリナ「ほぇ?」

大粒の雨と思われていたものが上へ舞っていくと、それがシェスリナたちの真上に巨大な水の塊ができあがっていく。
そして、そのまま下へ物凄い勢いで降ってくる。

ココ「トルナード!」

ココが降ってくる直前、戦斧を上に振り上げて竜巻を作り出し、それは見事に水の塊に直撃した。
水はぶつかった衝撃で飛び散り、地面が濡れた。

シェスリナ「ふにゃああ!?なんなのにゃー!?」

『ほう・・・。さすが、普通科から這い上がってきた実力者というだけはありますね・・・・』

テレリ「!?・・・そ、そんな・・・なぜ・・・貴女が此処に・・・!」
シェスリナ「て、てれりん。知ってるの!?」
テレリ「・・・っ」
サフィラ「おやおや、お久しぶりですね。紅テレリ・・・いや・・・」

「テレリ・ラミア」

クルセィ「何者だ!テレリさんの秘密を知っているのは俺達だけのはず!」
サフィラ「ふふ、真祖の吸血鬼ですもの。私や貴方方よりも長生きなものですから」

全てを知り尽くしている女性。
彼女の名はサフィラ・ヴィナツィオーネ。『ヴィナツィオーネ』とは『占い師』という意味。
昔から彼女の行動を知っていますが、謎が多い女性です・・・。

テレリ「皆さん、気をつけてください。彼女には何も通用しません。私が攻撃できるまで持ちこたえてください」
シェスリナ「!?そ、そういうわけには・・・」
テレリ「・・・言う通りにしてください」

・・・皆さんの攻撃はあの方には効かない。厄介な能力を幾つも持っています。有効な手段としては・・・やはり・・・

サフィラ「・・・また、我々の邪魔をするのですか?私はただ、彩箕路ココに用があってきただけなのですがね・・・」
テレリ「少し黙ってください。私は、貴女という“人”は絶対に許しません・・・。仲間の仇・・・とらさせてもらいます」
サフィラ「・・・ふふっ、貴女のお仲間を殺したのはそちらが私達の邪魔をしたからです。姫様の邪魔はさせませんよ・・・。何があってもね・・・・」
テレリ「覚悟してください!」
サフィラ「残念ですが、私は“吸血鬼”には用はないと申したでしょう。どうしても私の相手をしたいのならば、この子を倒してみなさい」

サフィラは背景に亀裂を作り、その亀裂から巨大な狼の化け物が現れた。

サフィラ「私の式・猛訝(もうが)です。言っておきますが、一度暴れだすと手の施しようがありませんよ?」
ルインティア「で、でかい・・・」
シェスリナ「い、今まで見たことにゃい大きさだにゃ・・・っ」
テレリ「まさか逃げるつもりですか!?」
サフィラ「・・・では、私は色々と忙しいのでここら辺で失礼させていただきます」
テレリ「!待ちなさい!」

・・・そう言ったときにはもう遅かった。サフィラは境界の中へ行き、その場から消えていった。

ココ「(どういう状況なのか、さっぱり分からん・・・)」
バラージュ「なんだかよく分かんないけど、こいらをやっつけてから詳しい話を聞こうジャイ」
テレリ「・・・すみません・・・」
ルインティア「謝らないでくださいよ。みんなで家族なんですから。もっと僕達に、言えないこととか言ってくだされば力になりますよ」
テレリ「ありがとうございます、ルインティアさん。さあ、皆さんで魔獣を退治していきましょう」

サフィラが送り込んだ魔獣をシェスリナたちで協力して退治していくのだった。

つづく.....

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