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第33話 覚醒 
おはこんにちばんにゃ!

リリボンです。

ちょっと遅れてしまいましたが、第33話です。
今回で、ついに・・・・・ついに・・・・・・プラシナが・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!


この続きは本編で(



最近はメイプルばかりやってます。メインはあれから115Lvになりました。
Lvサクサクあがりすぎてコワイ
サブのために手裏剣を出そうといろいろ敵を狩ってたらいつのまにかこんなLvにw


まぁ、とりあえず本編ですね。
タイトルの通りです。これから真相?が明らかになっていくと思います。



分けるのやめました。分ける境目が分かりませんでした(


これ読んで、変な妄想というかニヤけたやつはあとで上体起こし千回な。
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玄武「へっ!いいぜ、乗ってやるよ!俺は既にあの姫のもんだ。好きにしていいぜ」

その頃サフィラは玄武と話をしていた。宝玉を持ってくるように言われたからだ。
玄武は世界なんてどうでもいいのだろうか。あっさりと姫の考えを承諾してしまった。


サフィラ「それはありがたいですね。では、行くとしましょうか」

承諾が得られ、すぐさま洞窟から出ようとすると骸都が入口まで走ってきた。

骸都「待て!」
サフィラ「少し遅かったようですね。とは言っても、とっくに手遅れですが」
骸都「うるせぇ!」

骸都は手に持っていた巨大な槍をサフィラに向かって振り回すが、軽々と避けられてしまう。
攻撃を受け流しながら洞窟の出入口まで向かう。

サフィラ「それでは失礼します」

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プラシナ「・・・・・・ほんとは、ずっと言いたかった。でも・・・、迷惑かけちゃいそうで・・・言えなかった・・・」
リリボン「実はね、知ってるのよ。ぷらにゃんがどうして悩んでいるか・・・」
プラシナ「・・・・・・・」
リリボン「もう、抱え込まなくていい。全部私に言ってごらん・・・」

・・・やっぱりリリはすごいよ。私が考えてることわかるなんて・・・もう、全て吐いてしまおう。
これ以上大切な人に心配なんてかけたくない・・・。


プラシナ「・・・リリは私のことどう思ってるのかなって・・・毎日考えちゃって・・・私なんかより、あの子のほうがいいのかなって・・・」

リリは私の頬に触れ、綺麗な手で輪郭をそっとなぞる。

リリボン「・・・私は、誰よりもぷらにゃんだけを愛してる。その気持ちだけはずっと変わらない。あれはただの小芝居なだけ。・・・かぁいい子ね、嫉妬するなんて」


優しい笑みを浮かべてくれる。
今まで見てきた中で、一番優しい顔をしていた。


プラシナ「・・・・・私も、リリのこと好きなんだけど、それは私の本当の気持ちなのかどうか分からなくなってきて・・・最近変な夢も見るし・・・」

いろいろ語っているうちに頭が混乱してきた。これが現実なのかもわからなくなっていた。全てが夢のような気がして・・・・

プラシナ「私、どうしちゃったんだろ・・・・これは夢?それとも現実?わかんない・・・わかんないよ・・・!」

わからなくて叫んでしまう。
落ち着かない。私の中ってきっと真っ黒なんだろう。ジェムだって、黒く染まってしまった。

リリボン「落ち着いて・・・」


リリが私を抱く。いつもそうだ。リリに抱かれたり、触れたり、一緒にいたりするだけで落ち着く。どうしてそう思うのかいつも疑問に思っていた。
でも、今はなんとなくわかる気がする・・・・・。


プラシナ「もう・・・なにもわからないよ・・・・・・ジェムも汚れてしまった・・・私、どうなっちゃうのかな・・・」

リリボン「大丈夫。もう、終わらせよう・・・・?これ以上、貴女が苦しむところなんて見たくない・・・」

そういうと、リリは腕につけていたジェムに触れる。そして、どす黒く汚れた宝石に口付けをする。
すると、もう少しで完全に黒く濁ってしまうジェムが、今全てが黒くなった。
それと同時に、激しい痛みが身体中に走る。
そして、ジェムに亀裂が走る。

プラシナ「ああっ・・・!ああああっ・・・・!」
リリボン「大丈夫よ。貴女を魔獣になんてさせない」

リリボンは、プラシナが立っている周りに巨大な魔方陣を描く。
そしてその魔方陣に反応したかのようにプラシナの足が宙に浮く。それと同時に着ていた服が裂ける。
天高く宙に浮いたプラシナを守るように黒い霧が彼女を覆い隠す。そして、その霧が彼女の中へ入っていくように一層濃くなっていく。



その頃、パーティーを楽しんでいたシェスリナたちは

シェスリナ「ちょっと食べ過ぎたわねぇ・・・w」
ルインティア「躍りもしないでご馳走ばかり食べるからですよ」
シェスリナ「なによ、文句でもあるの?」
ルインティア「いえ、そういうわけでは・・・」
シェスリナ「正直にいってみなさ~い・・・」

テレリ「・・・・・・!」

テレリはいきなり、何かに気付いたかのような表情をする。

シェスリナ「てれりん?どうしたの?」
テレリ「・・・そうです。あの時私は・・・」

ゴゴゴゴゴ・・・

突如地面が揺れ始め、皆テーブルにしがみつく。
シェスリナはひどく慌て、どういう状況なのか全く理解できずにパニックになっていた。

シェスリナ「なななくぁwせdrftgyふじこlp」
テレリ「・・・っ、この気配は」

テレリは上から凄まじいほどの魔力を感じ取った。
そして、身体中に何かが起こると伝達し始める。それを想像するのが怖くなるくらいに。

まだ揺れている中、テレリはエルフの足の速さを生かし空中でジャンプするかのように上へ上へと続く階段へ走っていった。

ルインティア「テレリさんっ!?」
クルセィ「俺たちも行こう!」

慌て混乱しているシェスリナだったが、その言葉を聞いて誰よりも速く階段へと走っていく。
そして、それを追いかけて残りの3人も階段へと走っていった


苦しみながら、プラシナは数々の奥底で眠っていた記憶を思い出していた。

「・・・・っ・・・うぅ・・・・っ・・・・」











・・・・・・・私は・・・・・

―――『燐・・・愛してるわ。私の、たった1人の妹・・・』

・・・・・そう・・・・。わた、しの・・・・名前・・・・燐・・・・。

『いや・・・・!いやよ・・・・・、こんな・・・・っ・・・貴女がいない世界なんていやぁ!!』

・・・・・・なか・・・ない、で・・・

『お姉様、私幸せだよ』
『・・・私も、幸せ・・・』

・・・おねえ・・・さま・・・?
そこに・・・いる、の・・・?

『「ずっと一緒よ・・・ずっと」』

・・・どこ・・・・?どこに・・・いるの・・・?









屋上に、姫の蝶が舞い上がり彼女を見守っているかのよう。
姫もまた、彼女を見守っている中、サフィラから連絡が入る。

サフィラ『姫様』
リリボン「サフィラ、宝玉は?」
サフィラ『私の手元にあります』
リリボン「そう、なら早めに済ませないとね」
サフィラ『・・・そうですね。では、お待ちしております』

連絡をとっている間も、彼女は苦しみ続けている。
彼女のジェムは徐々に亀裂が広がっていく。それはどう足掻いても手遅れに近かった。






**



―――――『お姉様?泣いてるの?』
   『・・・何でもないわ』
   『でも・・・』
   『ねぇ、側にいてくれる?』
   『うん・・・』 
   『・・・私たちって、何のために生まれてきたんだろ・・・』
   『お姉様・・・』

・・・お姉様・・・。誰が泣かしたの・・・?誰が・・・

『次にあの小娘らがやってきたら、始末しよう』

『あんなの人間じゃねぇ化け物だ!』

『化け物!皆、撃て!撃てー!』

・・・・・どうして・・・・・、どうしてどうしてどうしてどうしてどうして!

許さない・・・人間・・・!







パリンっ

そんな音が屋上に響いた。
それと同時に、黒い光が彼女から上へと昇っていく。

そして、光が昇っていく中テレリが屋上へとやってくる。
上がりきったと同時に矢をリリボンへと放つ。
矢が背中へ当たる寸前、姫がいる先には見えない壁があるかのように矢はそこで粉々になってしまった。

リリボン?「・・・来たのか、ラミア。遅かったわね」
テレリ「!プラシナさん!?」

テレリは姫がいる奥に天高く宙にプラシナがいることに気付いた。ほぼ完全に闇に染まりかけている。

テレリ「プラシナさんに一体何をしたのですっ!!!」
リリボン?「何も。ただ苦しみから解放してあげただけ」
テレリ「今すぐプラシナさんを解放しなさい!」

テレリは叫びながら弓をリリボンであろう人物に構える。それでも、その人物は一歩も動こうとしない。

少しの間、沈黙が続いた。
お互い睨みあっているようにピクリとも動かない。

テレリが行動をおこそうとしたその時、昇っていった黒い光が一層黒くなって戻ってきた。その禍々しい光からは黒い稲妻が絶えず走っているのが目に見える。
その光はプラシナへと戻っていくように、彼女を完全に包み込み姿が見えにくくなった。

テレリ「プラシナさん!」
リリボン?「させぬ」

テレリが助けようと囚われている魔方陣まで走ろうとするが、姫はそれを阻止する。吸血鬼は目に見えない針を身体中に刺され苦痛の声をあげながらその場に膝をついた。

テレリ「・・・う・・・っ」
リリボン?「・・・邪魔しないで。もうすぐ叶うのに・・・」
テレリ「リリボンさん・・・貴女・・・何を、考えて・・・っ」

問い詰めようとしても彼女は何も答えようとしない。
その瞳は、テレリが知っているリリボンによく似ていた。しかし、今そこにいるのは自分が知っている琴神音リリボンではない。
テレリは無理矢理に乗っ取られたのではないかと考えた。

リリボン?「・・・もう、これでいい。これで私はやっと眠れる」
テレリ「・・・・・・?」
リリボン?「・・・そう、なら始めよう。この子の覚醒も終わった。あとはもう1つの願いを叶えるのみだ」

まるで誰かと話をするように、一人でそう呟いている。この屋上が舞台の上なのかと思うくらいに。

その間に、闇に包まれていたプラシナの姿がどんどん変わっていくことに気がついた。
手足に加えて身長、さらには胸まで大きくなっていた。髪は腰の辺りまで伸び色はリリボンと同じように真っ黒になっていた。
そして、闇がプラシナの身体を包み込むとそれがみるみると服へと変わっていく。

変わりきると同時に、彼女はゆっくりと降下していく。
やがて魔方陣まで足がつき、ゆらゆらとリリボンのところまで目を閉じたまま歩いていく。

リリボンは抱くようにプラシナだった人物を支える。

テレリは信じられなかった。
その姿は、一度目にしたことがあるあの人物と全く同じ姿だったからだ。

テレリ「・・・まさか・・・」




「・・・燐姫・・・?」


つづく..........

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