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第100話 癒シノ波長 
4月になりました。新学期です。
というわけで、みなさんおはこんにちヴぁんにゃー

ついに100話です!
長いなぁ・・・w一体何話までいくのか。

私にも全く分かりません!w

・・・・読んでくださっている皆様、最後までお付き合いくださいませw

今回はタイトルの通りです。能力についてのお話。
ママの能力はこの設定を考えた時から決まってました。少しずつ明らかにしていくつもりです。




そしてコメントしてくださったまりぃさん。ありがとうございます(_ _)ペコリ
中二くさい小説かと思いますが、温かい目で見守ってください(/・ω・)/にゃー!


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学園本部。
学園長から出た言葉が信じられずしばらく生徒全員その場で固まっていた。

「・・・・・どういうこと?学園長の先祖様・・・?」
「・・・ええ。先祖があんなことをしなければ、きっと蝶姫も燐姫も幸せなまま人々と交流を続けることができたのに」

学園長は両手で拳を作り、力を込めていた。
表情には抑えきれない怒りが隠れている。

「蝶姫と燐姫をあんな風にしたのは他でもない。私たち退魔師・・・」

“退魔師”。学園長の口から新たな言葉が発せられる。
テレリはそれを聞いて、500年前のことを思い出す。

「退魔師・・・・。昔、あなたの先代と共に姫を食い止めるため共闘したことがあります」

学園長はテレリの話を聞いて、俯いてしまった。

「・・・先代たちは皆“陰陽師”と言うけれど、私はいつも“退魔師”と名乗ってる。先代たちは妖を悪だと言いきってるけれど私はそうは思わないから」

苦笑いでそう語る学園長。
シェスリナ達は学園長にも裏に何かあると感じた。
部長は今でも頭の中はリリボンとプラシナが無事かどうかでいっぱいだった。


その時、秘書の綰童神楽が話しかけてくる
どうやら保護した2人が目を覚ましたらしく話がしたいと言っているようだ
学園長は説明するのを後回しにし、有力な情報を持っているであろう深雪と璃虎を招く
席につくとすぐさま学園長に向き直り頭を下げる。

「申し訳ありませんでした・・・・」

と必死に謝る2人の声は恐怖で震えていた。学園長は「過ぎたことは仕方がない」と優しく話し2人の過ちを許した

テレリは深雪のことを心配すると同時になぜ自分達を襲ってきたのか疑問に思っていた

「深雪さん・・・・」
「・・・りんりんごめんなさい・・・・。ほんとにごめんなさい・・・・」

罪悪感でいっぱいなのだろうか。必死で何度も謝る深雪。


ルインティアは疑問を抱えていた。様子がおかしかったことについてだ
誰かに操られていたことは明白だった

「・・・一体誰にやられたんですか?」
「・・・分からない。はっきりとは何も」
「最後の部分だけでも構いません。覚えてる範囲でなにか心当たりはありませんか?」

そう言われ思い当たるところがないか2人とも必死に探し始める。2人の証言を元に共通の答え浮かんできた
ぼんやり覚えている内容は小さな女の子が襲いかかってきたということ。ただその女の子が何者なのかまでは分からない。
だが、誰かに襲われたことは確かなこと。それは見捨てられたという意味だろうと深雪と璃虎は思ったのだ。だからこれからは私たちも協力すると言ってきた

「今さらこんなこと言っても信じてもらえないことは分かってるつもりです。リリ様が私たちに話したことが真実なら今すぐにでも止めなければ大変なことになりかねません」

深雪はともかく璃虎は四大貴族の一員でありセレクシオンの一人でもある。そして、青龍、白虎の封印場所を教えたのも璃虎である。本来なら学園は退学処分、家では下手をすると追放になりかねないこと。だが

「私は別に怒ってないわ。琴神音さんに加担したのはあなた達なりの優しさからだと思うから」

学園長は何も怒っていなかった。それどころか許していた。
学園長に感謝し、全面的に協力すると約束を交わした。
改めて蝶姫を止める方法、リリボンとプラシナを助ける方法を考える

「そういや、ゆうあ。お前なんであの時・・・あんなこと言ったんだ?」

蝶姫を分析した時、なぜかスリーサイズを大きな声で読み上げてしまった件について。
エクスフィはゆうあにしては妙だと思ったのだ。

「あー、あれね。なんか、スキャンしても何も出なくって・・・・。唯一出たのがあの3個の数字なんだよねー・・・」

その言葉に学園長と秘書以外は「ええええええ!?」と声を上げる。
だからあの時、大声で読み上げたのかと皆の頭の中は同じ考えが浮かんでいた。

「蝶姫は私の知ってる妖の中でもかなり特殊だしね・・・」
「古くから目撃証言だけが語られており、詳しいことははっきりとは分からない妖ですから仕方がないかと・・・」

それを聞いてやっと理解したゆうあ。その様子にエクスフィは呆れていた。分析《アナリシス》は確かに優秀な能力なのだが、機械の中に情報がないと分析できないという欠点があるため、そればかりに頼ることはできない。

シェスリナが学園長と改めて向き合い、

「学園長。どうしたらりりぽん・・・琴神音さんと玖蘭さんを助けることができますか!」

それを聞いて学園長は皆の顔を確かめる。

「・・・琴神音さんと玖蘭さんを助けたいのね?美輝さん」

シェスリナの目には覚悟があった。奥には光の玉が渦巻き燃え盛る炎のようにきらきらと輝いていた。

「正直言って、助かるかどうか分からない。こんな状況は今までの記録にもない。だから私たちにも見当がつかない」

shethメンバーは落ち込んでいたが、その中でシェスリナだけは変わらず学園長と向き合っていた

「もしかしたら、美輝さんの能力で助け出すことができるかもしれない。でも、成功する保証は何一つない。それにもう二人の身体も魂も無事かどうかもわからない。手遅れかもしれない。それでも・・・構わないのね?」

シェスリナの覚悟は変わらない。
彼女はメンバーの様子を見る。すっかり落ち込んでいるメンバーに

「あんた達!りりぽんとしーちゃんを助けるわよ!」
「でも、助かるかどうか分からないじゃないか・・・」
「分からないからこそ、やってみるのよ!私は絶対に助けに行くわよ。あの子たちは私の・・・私たちの家族だもの」

一人、張り切っているシェスリナだがなにかを思い出したみたいに「あっ」と言ってその場に固まってしまった
ルインティアが「どうしました?」と声をかけるが返事はない。しばらくして座り込み「うーん」と考え始める

「・・・でも私の能力って何なのかしら・・・」

その発言に学園長と秘書以外が驚く。
普通、能力というものには大きく分けて2つある

1つは生まれた瞬間から能力を身につけている場合。
もう1つは何かをきっかけに目覚める場合がある。

人には様々な力が備わっている。

自然、幻覚、物理、魔法、不可視のものなどこの世界には数えきれないほどの能力がある。

ルインティアはマナ吸収。テレリは破魔矢。バラージュは狂戦士。クルセィは灰斬。
皆それぞれ自覚している。それが世間では“当たり前”となっている。だが、この場には例外がいる

「リナさんの能力って・・・。そういえばどんなのなんだ・・・」
「言われてみれば・・・」

メンバーにも心当たりはなし。
肝心の本人はずっとうなり続けている。


「癒しの波長《セイクリッド・ウェイヴ》。それが美輝さんのもつ特別な力よ」


つづく.....

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