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第122話 ラミア 
戦闘シーンに時間喰ってました(爆)
まあ、次も戦闘シーンなんだけどねーAHAHAHA

戦闘シーンが一番書きづらいとこなんで、終わったら更新速度加速するかもです。
あと、番外編かこのお話のどこかで簡単な(長くなりそうだけど)衣絽羽の回想を入れようかなー・・・・とか。
彼女の人生知りたいでしょ?え、知りたくもないって?w

知りたい人いたらまあ、考えておきますかね。それか「それよりこの人の知りたいわ」とかあったら言ってくれたら書くかもしれない。

作中で今までなんども登場した「ラミア」というのはラテン語で吸血鬼のことです。
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燐姫は、蝶姫を玉座に座らせて眠らせている。
アビス達は玉座の間に集まり、侵入者達と幹部達との戦いを魔法陣を介して見ていた。


燐は優しく姉の頭を撫でていた。
しばらくすると、姉が目を覚ます。

「・・・・ここは・・・・」
「おう、おはよう。やっとお目覚めか」
「お姉様、大丈夫?」

しばらく戸惑っていたが、「大丈夫」と言いながら起き上がり玉座に座る

「見て、お姉様。黒百合が頑張ってくれてるのよ」
「・・・・侵入者?」
「ちよが寝てる間にここに侵入してきたやつらがいてな。今黒百合たちに任せてある」
「・・・・そう」
「蝶様、本当に大丈夫ですか?顔色が」
「・・・・・大丈夫よ。心配かけたわね」

・・・・なんでこんなに複雑な気持ちになる?
何か、夢をみていた気がするのに・・・・そのあとのことが思い出せん。

それに、侵入者が現れた?
結界に触れられたら嫌でも分かるはずだ。なのに何も感じなかった・・・・
私はどうしてしまった?


困惑した表情の姉を妹はまじまじと見つめていた。





刹那の蹴りがテレリに当たる直前、橙色の結界がそれを拒む。
慌てて後ろに下がってもう一度見ると、その結界は何事もなかったかのように消えていた

「(なんだ今の。・・・・ちっ、なんだっていい)」

テレリはまだ全身が痺れ、うまく動けないでいた。
動けないテレリを仕留めようと、刹那はすばやい動きで連続で殴りつける
動けず、何もできないメンバーたちは見ていることしかできなかった。

辺りに土埃が舞う。

手ごたえがあったと満足そうにしていたが、よくみると殴っていたのは床だった
すぐ横をみると、そこには攻撃を避けたテレリの姿があった

それを見て、驚いていた

「梔子の痺れ香り強力なのに・・・・なんでそんなに動けるわけ?」
「・・・・いま・・・・私は、あなた方に殺されるわけには・・・・いかないんです・・・・!」

睨め付けながらそう振り絞って叫ぶ吸血鬼の瞳の奥には誰も見たことがない強い意志が垣間見えた。
殺された仲間たちへの思いとシェスリナを守らなければという思いが重なっている吸血鬼は誰も止めることはできない。
テレリはゆっくりと立ち上がる。
それを見て、黒百合隊の3人はますます驚く

「こ、こいつ・・・梔子お姉様の香り受けてるのに、立ちあがれるなんて・・・・」
「一番最初に殺さないといけないのはこいつみたいね・・・・!」
「【・・・・信じられない】」

そして目に見えるほどの強い意志を赤いオーラを纏った吸血鬼ラミアの反撃が始まる
コウモリの翼を広げ、飛びながら何十本もの矢を一回の発射で撃つ。
3人を閉じ込めるように降り注ぐ赤い雨は大理石の床に次々と穴をあける

刹那は自慢の速さで攻撃をかわしていたがテレリの攻撃のほうがあまりにも速く、【瞬速】の刹那でも一苦労だった
服を切り裂いていく。
蜜柑は巨大な斧を盾にして矢の雨を防いでいたが、勢いがありすぎて押され気味だった
梔子は攻撃をずっと走りながらかわし続けていた



「・・・・くっ、舐めるなよ!!」

刹那は能力を限界まで引き出し、目に見えないほどの速さで攻撃地帯から脱出。そして空に飛びあがっているテレリに拳をぶつける。
だが、片手でそれを受け止められる

「!?」
「・・・・遅いです」

そして受け止めた手で床にたたきつける
あまりの速さに刹那は手も足もでなかった

「刹那!!」

テレリが頑張っている姿を見ていたメンバーたちもこうしちゃいられないと、反撃に出る。
その時、ちょうど体の自由がきいてきた。今がチャンスだとルインティア、バラージュ、クルセィの3人はそれぞれ能力を使って気づかれないように攻撃を開始する

蜜柑は盾として扱っていた斧を攻撃を受けることを覚悟でテレリに投げつけようとするが、自分の足と斧が凍り付いており持ち上げるのも精一杯だった

「な、なにこれ!?」

そして次には氷の槍が10本連続で横から飛んでくる。それをまともに受けた

「・・・・・僕たちのことも・・・・忘れてもらっては、困りますね・・・・!」


走り続けていた梔子は理想の夢を見させる香を出そうとしたが、目の前から巨大なジャイアントが突進してくるのを目撃。
怖気づいてしまい、そのまま逃げた。
それに追い打ちをかける。床を思いっきり拳でたたきつけるとそこから床が割れていく。
梔子の走る速さでは逃げ切れず、そのまま足を巻き込まれてしまう
その寸前で前に向かってわざと倒れることでバラージュの【地割れ】から逃れたが
目の前にはクルセィが立っていた

「悪いな、俺ら先に行かなきゃいけないんでな」

シリンダーから細かい灰が発射される。それは梔子の周りをぐるぐると周り出す
そして次の瞬間、梔子は水に包まれた。息ができずにそのまま溺れてしまった
溺れたことを確認するとすぐに水を解除。梔子はぐるぐる目を回しながら気絶していた

「また痺れ粉使われたら洒落にならんからな・・・・。悪く思わないでくれ」


テレリがゆっくり宙から降りてくる。
そして翼をたたむ。

「皆さん、ご無事でしたか」
「ああ、なんとかな」
「テレリさんこそ、ご無事で?」
「ええ、私なら大丈夫ですよ。心配をおかけしました」
「あんなてれりん初めて見たジャイ」

そう言われ、少しだけ顔を赤くした

「・・・・大切な仲間たちを守るためですから・・・・、当然のことです・・・・」
「ははは。そうだな、早いとこリナさん助け出さないとだ」
「・・・・はい!」


****

玉座の間では、あっさりとやられてしまった黒百合たちを見て一同呆れかえっていた

「・・・・やっぱり、アタシらが出向いたほうがよかったんじゃ?」
「全然使えない奴らだったわ。・・・・お姉様、どうするの?」

それを見ていた姫は、目を赤く光らせ次の一手を打つ

「・・・・あいつを使う。フフ、こいつらの手に負えるか・・・・お手並み拝見といくか」



暗い部屋で起き上がる人影。そしてそのまま手枷と足枷をぶち壊しどこかへ消えた


***


これで障害は全員倒したshethメンバー達。
急いで先に進もうとしたその時。


ゴーン!と物凄い音が響くと同時に、土埃が舞った

「な、なんじゃい!?」

土埃が舞っている方向をよく見ると、ひとりの女性がそこに立っていた
そしてその姿を視認できた瞬間、テレリは動揺しはじめる

そんな・・・・まさか・・・・・


「・・・・・シェ・・・・・(嘘・・・・だ・・・・)」



「シェスリナ・・・・さん・・・・・?」


続く.....

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