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第27話 空間ヲ司ル者 
皆様、おはこんにちヴぁんにゃ。
第27話を更新しますよーっと


さて、今回は朱雀回となります。
そして、サクヤが能力を発動!

物語はこの先、どう進んでいくのか。


※スパティウム・・・空間(ラテン語)
マニピュレ・・・・操る(フランス語)







・・・・・・・・そういえば、コメントないね。
なんかまた寂しくなっちゃったなぁ・・・・・・・w






朱雀は祭壇らしきところに立っていた。
姿は炎を纏ったかのような綺麗な女性の姿であり、髪も目も紅色に染まっていた。

リリボン「・・・ふふ、やっぱり全然変わってないわねぇ・・・。その口調といい、姿といい」

その言葉を聞いて、朱雀の顔が真っ赤になる。


朱雀「なっ!私をバカにしているのか!?ムニェカ族の長!!」
リリボン「普通に“姫”でいいわ。で、なんで私がここに来たか分かってるのよね?」
朱雀「・・・・私の宝玉が目当てなのだろう?詳しい話は青龍から聞いているからな」
リリボン「あらあら、じゃあ話は早いわね。宝玉を貰えないかしら?」
朱雀「・・・・・・・」

リリボンは満面の笑顔でそう言い放つ。だが、朱雀はその笑顔を見て少しの間黙っていた。

そして、考えた末に出てきた答えは

朱雀「・・・・・それは無理だ」

だった。

リリボン「・・・・・・・・・・ほう・・・・・・・?」

“姫”はそれを聞いて朱雀をにらみつける。

朱雀「我が宝玉が欲しいのならば、我を倒してみよ」
リリボン「・・・・ウフフフ・・・・・、アハハハハハ!」

“姫”はその言葉を聞いて面白かったのか洞窟に響くくらいに高笑いをした。

リリボン「ほざけ!私は一度お前を“従わせた”んだぞ?今更何をいう」
朱雀「我は主人にしか従わぬ。我が主人は守護家、朱巫家の巫女だけだ」
リリボン「あー、そんな性格だったわねぇ・・・。お前は『自分より強い者が現れた場合のみ従う』」
朱雀「・・・・そうでもしなければ、宝玉を奪っていく輩がいるからだ」
リリボン「私みたいな、いかれた姫とかね」

また“姫”は笑顔で自分のことを言う。その笑顔の裏には狂気に満ちた笑みを浮かべているに違いない。

朱雀「実力見せてもらう!!」

朱雀はその場から飛び立ち姫へ襲いかかる。
だが・・・・

リリボン「・・・・・調子に乗るな」

姫は一瞬で鎌を手から取り出し、朱雀へ一振りした。
その一撃は、とてつもなく強力な一撃だったらしく、朱雀は肩を抑えながらその場に着地した。


朱雀「・・・・・っ」
リリボン「私の実力なんて・・・、もう既に知ってるでしょ?」

今更、実力を見たってあの時と何も変わってないのに・・・・バカな子・・・・
けどまぁ、仕方ないわねぇ・・・・。この子は強い人にしか従わないもの。
例え、昔従った元主人だったとしても、ただの一般人だとしても・・・・・
実力を見て決める子だから。

四神の中では一番厄介な子よ。
信念を貫こうとするもの。それが間違った答えだとしてもね・・・・・


朱雀「・・・・・・・・負けだ」
リリボン「あらあら、言うこと聞いてくれる気になった?」
朱雀「・・・・・・言っておくが、私はお前の考えには反対だぞ・・・?」
リリボン「なぜ?」
朱雀「こんな宝玉に頼らずとも、お前なら世界を簡単に粉々にできるはずだ。今まで見てきた中で一番魔力が高いし、支配することだって容易いだろ?」


確かに、朱雀の言うとおりかもしれない。
だけど・・・・・

リリボン「・・・・・それじゃ、意味がないのよ・・・・・」
朱雀「・・・・・・・・」

朱雀は黙ったまま、宝玉へ戻っていった。
それを確認すると、サクヤが祭壇まで歩いていき宝玉を手に取る。
そして、宝玉を持ったまま姫の元へ歩み寄る

サクヤ「大丈夫ですか・・・?」
リリボン「・・・・ええ・・・・さぁ、目的は果たしたのだから帰りましょう」

そう言って、後ろへ振り返った瞬間
柘榴が姫を止めようと剣を振りかざしていた。
しかし、その剣はサクヤが素手で受け止めていた。

柘榴「・・・・ちっ、やっぱ背後からでも無理か」
サクヤ「姫様に、手を出しましたね・・・・・?」

サクヤは手から拳銃を取り出し受け止めていないほうの手で柘榴に向かって放つ

柘榴「・・・・っ!」

柘榴はその弾が来る前に、サクヤから離れ後ろへ下がる。

リリボン「・・・サクヤ、そんなの相手にする必要ないわ。帰りましょう」
サクヤ「姫様は、先にお戻りください。私はこいつを始末してから戻ります」
リリボン「・・・・・・・」

・・・・きっと、何を言っても言うことなんて聞かないわ・・・・
サクヤは昔からそう。私を傷つけたり邪魔をしようとする者が現れたら、生かして返さない。
『あの子』と同じね・・・。

リリボン「・・・わかったわ。緋漓、あなたも戻りなさいな」
緋漓「はい」

リリボンは琴神音家へ戻ろうと入口へ戻ろうとするが、それを見た柘榴は逃がすまいと片手剣を振りかざす。
だが

サクヤ「あなたのお相手は私です・・・!」
柘榴「邪魔をするな!」

その隙に、緋漓も入口へ戻っていった。
2人も逃がしてしまい、邪魔をされたことに怒りが込み上げている『神』は標的をサクヤだけに絞った。

柘榴「お前らが何を考えていようと・・・・・」

柘榴の周りが熱くなっていく。そして『神』の身体からは炎のような紅いオーラが揺らめいていた

「私は、世界のために貴様らを止めてみせる!!」





翠「・・・・・うっ・・・・・」

・・・・・3人目の守護神が・・・・・姫の元へ・・・・・・っ
4人目の守護神が・・・・・・姫の元へいけば・・・・私は確実に・・・・・・・

もう、人間の姿を模していることも限界だ・・・・・・・
せめて・・・・・、あと、もう少しの間だけでも・・・・・・・もってくれれば・・・・・・・


**

リリボン「・・・・・・」

リリボンは、サクヤに言われるがままに琴神音家へと帰ってきた
ゆっくりと寝ているプラシナを起こさないように、静かに着替える。
そして下着姿になると、横になる。
眠っているプラシナは、目蓋から涙を流していた。それをやさしくふき取り、頬をそっと撫でた。

リリボン「・・・・・もうすぐ、終わるから」

そう言い放ち、プラシナへ寄り添うとすぐに眠りについた





一方その頃。

緋漓は姫に“戻れ”と命令されてしまったがために、実家を離れなくてはならなくなった。
離れる前に、もう一度緋漓は実家へ戻り寝ている雛の部屋へ入っていった。

緋漓「・・・・・・雛・・・・・・・」

気持ちよさそうに眠っている雛の頭をやさしく撫で、一粒の涙を流した。

緋漓「・・・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・・・さようなら」


**


柘榴「くそっ!」
サクヤ「その程度なのですか?わざわざ姫様の手を煩わせることもありませんね」

余裕の表情で拳銃で柘榴を攻撃しているサクヤ。
柘榴は剣でそれを必死に受け流している。

これでは、近づくこともできない。そう思い、炎をサクヤの周りに張り巡らせ攻撃を妨害している隙に近づいて攻撃をしようとする。

――――だが。

柘榴「うっ!?」

突如、背中に嫌な感触がした。まるで、拳銃の弾が背中を刺激するように痛みが体中に走る
それは、紛れもなくサクヤの所持していた拳銃の弾丸だった。
弾を打っても炎に掻き消されて、外側にいる柘榴に当たるはずのない弾が

確かに、命中したのだ

柘榴「・・・・・なぜだ・・・・。なぜ、攻撃が・・・・・」
サクヤ「お教えしましょうか・・・・・」

その言葉と共に炎の壁が崩れ始めたかと思うと一瞬にして炎があたりに散りばめられ作り出したはずの炎は跡形もなく消えてしまった


サクヤ「種明かしをしましょう」

サクヤはそう言うと、拳銃を上へ持っていく。そしてそのままトリガーを引いた。
すると、上へ飛んで行ったはずの弾はサクヤの真下に命中していた。
一瞬、何が起こったのかわからないという表情をする柘榴。

サクヤは黙ったまま、今度は拳銃を真横に向けた。そして、トリガーを引くと

柘榴「ぐっ・・・・・!!!!??」

真横に撃ったはずの弾は柘榴の腹へ命中した。

サクヤ「私の能力は、『空間操作(マニピュレ・スパティウム)』。空間を操作し、宙へ放った弾をあなたの背後へ移動させました。弾を放った位置とあなたの背後にあたる位置とを繋げたのです。空間と空間とをね

つまり、宙へ放った弾を別の場所に出現させるというもの。
これを応用すれば、亀裂をいくつも作りだし、様々な方向から攻撃が可能になる。
魔力の消費が激しいため、「普通の人間」が使うことは難しいとされている。

このほかにも、サクヤは空間にちなんだ能力「テレポーテーション」がある。


柘榴は、倒れたまま何も反応しない。

サクヤは「・・・・つまらない」といった表情で洞窟を後にした。

つづく.......
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