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第29話 占イ師 
おはこんにちヴぁんにゃ。

第29話更新です~
文化祭の1日目、続きです。次回も1日目ですね
結構、長くなってしまいました。申し訳ございません。


今回は、プラシナ視点が多くなっています。
それから、サフィラがいろんな話をしてくれます。
サフィラのお話にもご注目ください。






ニコ動で可愛い動画を見つけたのでペタリ(はじめて動画貼りましたね



【東方】絶対笑ってはいけない巫女さん24時 のやつのニヤけてはいけないバージョンですね。
気になる方はそちらも見てみてください。面白いのでw

こんなの猫好きである私では勝てません!!!w
あまりにも可愛すぎる・・・・・・・。私に・・・・・・・・、一匹ください・・・・・・・w




リリボン「・・・・・何か食べる?」
プラシナ「・・・・・・・・・・・・え」
リリボン「もう・・・・、大丈夫?脅かすのも失敗してたでしょ?」
プラシナ「あ、あれは・・・・・その・・・・・」
リリボン「可愛い子ね。大丈夫よ、貴女を責めたりはしないわ」

リリボンとプラシナは出し物や展示物を見て回っていた。
今は丁度、模擬店などがある中庭にいる。
プラシナは心配をかけないよう、違う話を持ち込む

プラシナ「・・・・・・た、食べ物はいいから、リリと一緒にいろんな所、回りたいな・・・・」
リリボン「じゃあ、特進2組行ってみる?占いしてくれるんだって」
プラシナ「・・・・・・・リリが、行きたいって言うんなら・・・・」

本当は、嫌だ。2組に行けば、あいつ・・・・・彩箕路茲がいる。
きっとあいつを見たら、私は逃げ出したくなるに違いない。
嫌でも行くのは、リリとずっと一緒にいたいって思うから・・・・・。でも・・・・・
なんだか私の気持ちなのかどうなのかも段々分からなくなってきている。どうして、こんなにもドキドキするのだろう。
今まで、こんなに胸が高鳴ったことなんてなかったのに・・・・。

あの夢を見るたびに、リリを思う気持ちが強まっていくようで・・・・。
何も分からない。懐かしいと感じることも、好きだって思うことも・・・・。
最初は好きだった。でも、今は・・・・・

リリボン「ぷらにゃん?どうしたの?」
プラシナ「え」
リリボン「最近、変よ?何かあった・・・・?」
プラシナ「う、ううん。そんなことないよ」
リリボン「そう・・・・。2組に着いたのにずっとボーっとしてるから心配になっちゃって・・・」
プラシナ「・・・・・・・・え?」

目の前にあったのは教室。クラスは―――特進2組と書いてある。
どうしよう。本当に来てしまった。逃げ出したくなる。
あいつに会いたくない・・・・、見たくない・・・・・!

ココ「あれ?おーい!リリボーン!」
リリボン「あ、ココにゃん」
プラシナ「・・・・・・・・・っ」

お願い、私に気付かないで・・・・・

ココ「あ、プラシナさんも。いらっしゃい、よかったら寄ってってよ。今丁度空いたとこだったんだ」
リリボン「じゃあ、占ってもらおうかな」
ココ「じゃあこっちにどうぞ~」

気付かれた・・・・・。待って、リリ。教室に入らないで・・・・・私の側にいて・・・・・!

リリボン「・・・・・ぷらにゃん?」
プラシナ「・・・・・・・・・・い、いや・・・・・!」

私は、逃げ出した。どうして私はいつもこう・・・・・・、弱いのだろう・・・・・。
私は、どうしてしまったのだろう・・・・・・

必死で走っているとき、後ろからリリが私を呼ぶ声が聞こえた。
リリを置いて、勝手に走っている私はとても悲しくて涙を流していた。それでも、足は止まらない。
やっぱり、リリは・・・・・あいつのことが・・・・・・

ドンっ

プラシナ「きゃっ!」

必死に走っていたせいか、前を見ていなかったせいか人にぶつかってしまった。
私は、慌てて謝罪した。訳もわからず、何度も何度も――

サフィラ「・・・・・プラシナ様?どうなさったのです?姫様は?」

どうやら私がぶつかった人はサフィラさんだったようだ。
私は顔を上げた。サフィラさんはとても心配するような目で私をみていた。

その眼差しを見たとき、目の前がぼやけて見えなかった。
目蓋から絶えることなく、涙が溢れていたようだ


私とサフィラさんは人気があまりない、花壇の近くに座り私は悩みを打ち明けた。



サフィラ「・・・・・そうですか。プラシナ様、辛かったのですね」

サフィラさんに全てを話した。すると自分のことのように同情してくれた。それがとても心安らいだ

プラシナ「・・・・本当は、彩箕路さんとも仲良くしたいって思ってるんですけど、何だか憎くて・・・・・」
サフィラ「それはですね。嫉妬しているのですよ。彩箕路茲に・・・・」
プラシナ「・・・・・嫉妬?」
サフィラ「姫様と仲良く話している姿がとても妬ましく思ってしまうのですよ。簡単に言えば、彩箕路茲にヤキモチを妬いているのです」
プラシナ「・・・・・・・・・・」

本当に、それだけだろうか。本当にそれだけで、私は妬いたりするのだろうか。

プラシナ「最近、変な夢を見るんです。とても、変な夢」
サフィラ「どのような夢なのです?」
プラシナ「・・・・・・・女の子がいて、私・・・・なのかな。もしかしたらもう一人の女の子だと思いますけど、
その女の子がもう一人の女の子にお話をする夢です」
サフィラ「・・・・・・・・」

・・・・伝わりにくかったかな・・・・。もっと簡潔に話せばよかったかな・・・・・はは・・・・

サフィラ「・・・・どんなお話をするのです?その、女の子は」

あれ、伝わったのかな。やっぱりサフィラさんは只者じゃないね・・・・・
こうやって相談に乗ってくれるなんて・・・・こんな風にサフィラさんとお話しするのは始めてだ。

プラシナ「ええと・・・・、あ・・・・・お花畑を一緒に見に行こうって約束する夢を見るのが多いのかな・・・・?他にもいろんな話ありますけど、その中に必ず『ここから出してあげる』っていう台詞を言うんです」
サフィラ「・・・・・・・そうなんですか。不思議な夢ですね」
プラシナ「本当ですよね・・・・。私、おかしくなっちゃったんでしょうか・・・リリのこと好きだって思ってるのに最近、なんだか見離されてるような気もするし、好きって気持ちも自分の物なのか分からなくなってるし・・・」


なんだか一気に言い過ぎたな・・・・。
いろんなことがありすぎて、もう何も分からないよ・・・・・。

サフィラ「プラシナ様、一つ勘違いしています」
プラシナ「・・・・・・?勘違い・・・・?」
サフィラ「姫様は、心から大切にしている人を見離したりはしませんよ。それは私もサクヤもよく知っていることです。貴女様のこと、きっと大切に思っていますよ」
プラシナ「でも・・・・」
サフィラ「・・・・・・プラシナ様、今の気持ち姫様には伝えたのですか?」

・・・・・今まで言おうとして、全然言えてない。
なんだか言うのが怖くて、ずっと言うのを避けていたような気もする

プラシナ「・・・・・言ってない・・・です・・・」
サフィラ「姫様に、伝えてみてはどうでしょう。貴女様の悩みも苦しみも、全て受け入れてくれるはずです」
プラシナ「・・・・・本当に・・・・?」
サフィラ「はい、私が保証いたします」

リリ・・・・・。やっぱり、信じなきゃだめだよね・・・・。
ごめんね、いつも勝手なことして困らせて・・・・・・

サフィラ「・・・・・・・・さて、そろそろ戻りましょうか。姫様、きっと心配しておられるはずです」

サフィラさんが言うとおりだ。あれからもう30分も経っている・・・・。
リリ心配してる・・・・

サフィラさんの後についていくように、私たちは改めて2組に向かうことにした。
その2組に向かう途中、サフィラさんがさっきの相談の続きの話をし始めた。

サフィラ「・・・・先ほどおっしゃっていた“夢”の話ですが・・・・」
プラシナ「・・・・?」
サフィラ「もしかすると、何か変化が起こる前兆なのかもしれませんね・・・・」
プラシナ「前兆?」
サフィラ「ええ、その夢の中に蝶が出てくるのであれば、特に・・・・・」

蝶・・・・・、リリのシンボル。
サフィラさんが言っていることは何か意味があるのかもしれない。

サフィラ「それか、他人の夢を知らない内に見ているのかもしれませんね」
プラシナ「そんなことできるんですか?」
サフィラ「“夢”と“夢”は繋がっていますから。自分が見ている夢を通じて他人の夢を覗き見ることは可能なのですよ」

そうなんだ・・・・。やっぱりサフィラさんは何でも知ってるんだなぁ・・・・
なんだか羨ましいな

サフィラ「着きましたね」

話をしている間に、いつのまにか2組の前へ来ていた。
教室の中で、リリは私が来るのを待っていたみたい。私たちに気付いて、こっちにやってくる

リリボン「どこに行ってたの?心配したんだからね・・・・」

リリがそう言いながら私の頬をいつもみたいに優しく撫でてくれる。
やっぱり心配してくれてた・・・・・。なんだかホっとするよ・・・・

リリボン「サフィラ、ありがとう」
サフィラ「いいえ」
リリボン「さ、舞台発表の準備しに行かなくちゃ。いこ」
プラシナ「うん・・・・」

リリに手を引っ張られ、私たちは舞台発表のために控室へと向かった



サフィラ「・・・・・・・・・・」

プラシナとリリボンが体育館へ向かった後、サフィラは2組の『占い』の文字をじっと見つめていた。
そして、そのまま2組の教室へ足を踏み入れる

ココ「いらっしゃいませー」
サフィラ「占ってもらえるかしら」
ココ「ちょっと待ってくださいねー・・・・、えーと・・・・血液型を教えてください」

なるほど、個人個人それぞれやりやすい占いをしているのですね。
この子は血液型占いを選んだようですね

サフィラ「Aです」
ココ「えーっと・・・・・、A型であるあなたは常にまわりの人に気を使い、他人にも細かい気配りができて、どんなときでもまとめ役として一目置かれるようです。しかし、控え目な性格であるあなたは他人から誤解されてしまうことも多々。・・・・とありますが、どうでしょう!」

・・・・・・うーん・・・・・・、やはり、当たりませんね・・・・。
控え目な性格というのは少し、当たっているかもしれません。子供の頃はそうでしたから・・・・

サフィラ「・・・・残念ですが、あまり当たってないですね・・・」
ココ「ですよねー・・・・・。占いって当たるときと当たらないときがあるからなぁ・・・・」
サフィラ「・・・・では、私があなたのことを占って差し上げましょう」
ココ「へ?」

サフィラは懐から水晶玉を取り出し、手をかざし始める

ココ「・・・・・そ、それ・・・・・本物・・・・?」
サフィラ「・・・・・・・・・もう少し、他人の気持ちを考えたほうがよさそうです。あまり突っ走らず、人の意見をよく聞くようにするとよいでしょう・・・・・」
ココ「・・・・・・・は、・・・・はぁ・・・・・」

それだけ言い終わると、水晶玉を懐に戻し席から立ち上がる

サフィラ「では・・・」

サフィラは笑顔でココに丁寧に挨拶をして、教室から出て行った

ココ「あ、ありがとうございましたー・・・・・・(あの人、占い師・・・・・?)」


明日、全てが終わる。
姫様が待ち望んでいた、願いは・・・・・・


もうすぐ、達成される。



つづく........
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