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第66話 過チ 
一気に5話更新だおらぁあああ

溜めこんでましたすみませんorz
どうしても更新する時間がなくて・・・・・w




あれから姫様は何度話しかけても「嫌だ・・・いや・・・」と呟くばかりで、正気に戻る気配はなかった。仕方なく催眠術をかけて眠らせて、今は姫様の部屋で寝かせている。

あの時、姫様の身に何が起こったのか・・・私には分からない。
ただ禍々しい魔力が漂っている感覚しかなかった

こんな事態にしてしまったのは私の責任・・・

「・・・申し訳ありません、姫様」

今は寝かせておこう。
静かに部屋を出て一旦魔女の巣に戻ることにした。



サフィラが部屋から出たしばらく後、蝶姫は静かに目を覚ます。
天井を見つめるだけのその様子は何かに取り憑かれたような虚ろな瞳のままだった。

ゆっくりと身を起こし、小さく何かを呟く。
すると目の前に鎖で何重にも巻かれた魔導書が現れる。それは次第に封印が解かれていくように鎖が粉々に砕け散った。

砕け散った無数の破片が飛び散る暗い部屋の中で幼き姫は今まで一度もしたことがないような歪んだ笑みをした







封魔塔では

一人の男性が燐姫を痛め付けていた
小さな体にはあちこちに痣ができて青じんでいた

「お前が地下の封印を解いたんだろ!?さあ吐け!」

どうやら地下の封印が解かれている原因を燐姫がしたと思い込んでいるらしく、燐姫はなにも返事をしないために痛め付けているようだ

「・・・ちぇ、黙りかよ。もしてめぇがしたって確定したらすぐに処分に入るからな」

吐き捨てて出ていく男性。

身体中にできた痣や擦り傷はとても痛々しく、燐姫は起き上がろうとはしない
倒れている燐の足元には姉が作った花の冠があった










王妃は着々と予定通りに明日の処分の準備を進めていた。
用心棒を4~5人でやっている集団に、見張りをやってくれないかと頼みにいっているようだった

「というわけで、貴女方にお願いしたいのです」

王妃は明日、サフィラが止めに入ると読んだのか「魔女がやってくるかもしれない」と説明に付け加えお願いをしている様子

「王妃様のお役に立てるなら」
「ありがとうございます。では、これで」

承諾を得るとすぐさま城へ帰っていく。
王妃が去っていった後、全員で再確認をしていた

「いいのか?あっさり決めちゃって」
「王妃様からの頼みですし、そんな簡単には断れませんよ」
「しかし、誰の処分するんだろうな?魔女が邪魔してくるくらいの大規模なものなんだろ?」
「そこが問題なんですよね・・・。なぜ私たちなのかが・・・」

全員で悩むが、悩んでも仕方がないと踏んだのか今は頼まれたことをしっかりやろうという決断になった








*
*
*


泣く泣く魔女の巣に帰ってきたサフィラに黎音はいつも通りに接する

「サフィラ、おかえり」
「・・・」

返事もせず黙りなサフィラを見て不思議そうな顔をしている。

「何かあったの?」

サフィラは一層黙り込んでしまったが、黙っていても仕方がないと踏んだのか黎音に全てを話す

「実は・・・」


つづく.....
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THEME | GENRE 小説・文学 |
*Noir Papillon* | TB : 0 | CM : 0 -

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