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第71話 最悪ノ存在 
明けましておめでとうございます!w
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!


さぁさぁ、今年初の小説更新っ

なんですがぁ・・・・



なんでこんな鬱展開なの!?w←お前がそうしたんだろ

はい、鬱展開です。
なんか、ごめんなさいね?w去年も鬱展開から始まった気がしなくもないんだけど・・・

今回は・・・・うーん・・・・


とりあえず、進められたからよかった!w(私的に
次回はちょっと時間進むかなぁ?って感じかなw




「サフィラ遅いなぁ・・・。とっくに20分過ぎてるんだけど」

作戦に参加しているものの・・・
あたしも物好きっちゃ物好きね・・・。



***

「黎音・・・。見たくない?邪魔者がいない世界を」
「邪魔者がいない世界・・・?」

「そう、誰にも邪魔されることなくずっと幸せに暮らせる私たちだけの世界・・・・」


***

サフィラは姫の側にいただけで私には何も言わなかった。
ただ姫の命令に忠実に従っていただけ。

私は最初、反対だったけど・・・
姫が言ってた世界にとっても興味がある。そんな世界があったらどんなにいいか・・・

少しの希望にかけてみる。

サフィラは王妃が吸血鬼たちに用心棒を頼んだことを視たらしい。それを引き止めて全滅させている間。
私は門番を倒して、邪魔者を排除。姫様は自分の役目を果たす・・・・・そんな作戦。


あたしがもう少し強ければ勇気さえあれば父さんも母さんも死なずに済んだのかな?
分かんないや、まだまだ子供ってことかな

作戦に参加している以上、もう行くとこがない。姫についていくしかない
サフィラは既に決心してる。なら、あたしも最後までついていこう
父さんと母さんは怒りそうだけど、もうこれしか道がないんだ・・・
許して・・・









まだ魔女と吸血鬼の戦いは続いていた
吸血鬼はかつて仲間が使っていた技を複合される様を見ながら戦い続けているためか、疲れ始めてきている。

「降参しますか?それとも貴女も仲間と同じように死ぬまで戦い続けますか?」

仲間の仇が目の前にいる今、この魔女を逃がすわけにはいきません。
今のところ、この魔女の能力・・・確認できるだけでも3つくらいはあります。
しかし、分かってしまえばこっちのものです・・・!

「まだまだ・・・行けます・・・!」

魔女は驚きクスッと笑った

「往生際が悪いですね。降参すれば生きて帰すと言っているのに」

吸血鬼はサフィラの話を聞こうとはせずそのまま矢を放つ。
その矢は魔女の頬をかすり、静かに血が流れ出る

「・・・いいでしょう。こちらも本気で行かせてもらいます。貴女も仲間と同じように殺して差し上げましょう・・・!」



*
*
*



「燐、こっちよ」

お姉様の手に引かれるまま私は中庭を歩いていた。
お花畑にも炎の魔の手が伸びていた

でもなぜだろう?そんな辺り一面火の海になったこの光景が綺麗に見えてくる。
炎があったかい。
でも、お姉様の手はとても冷たかった。氷のような冷たい手じゃなくて、すべてが冷たくなっていくようなそんな冷たさ。


私は覚えてる。お姉様の側にいたことを、巫女になったことを、愛したことを・・・・
またこうやって触れることができるのがすごくうれしい。

「お城の中は安全だから、そこまで行きましょ」

お姉様が手を引っ張っている最中にそう声をかける。
周りを見渡せば綺麗な炎の海、海、海・・・・

人間の姿はどこにもない。
何の変化もないまま私たちは城内へ続く大きな扉へもうすぐたどり着く。そんな時



隠れていた人間がお姉様を殺そうと攻撃をしかけてきた。
頭では分かってたはずなのに、身体はまだこの時代の「燐」のままで―――


お姉様の前に出た。胸に剣が刺さる。
後ろを見るとお姉様は驚いてた。驚いて泣いてた

ごめんね・・・・、お姉様はもう人間じゃないのに・・・・。
死んでしまうと思ってしまったの・・・・



「燐!燐!しっかりして!」

泣いて私を抱きかかえる。お姉様がまだ子供の時に見せた表情をしていた。
ひどく泣き崩れた顔・・・。

「・・・ごめんね・・・。おねえ・・・さま、に・・・生きてて・・・ほ、し・・・かった・・・・」
「・・・待って・・・・今、輸血するから・・・・」

お姉様の声は今までにないくらいに震えていた。
そんなお姉様の手を優しく握った。

「いい、の・・・。私、幸せ、だったから・・・・、まん・・・ぞく・・・して、る・・の・・・。おねえ・・・さ、まは・・・いき・・・て・・・」
「いや・・・・!いやよ・・・・・、こんな・・・・っ・・・貴女がいない世界なんていやぁっ!!」

どうして、私はこんなにバカなんだろう・・・。
せっかく外に出れたのに・・・。いろんなものを見てみたかったのに・・・。
記憶は戻っても、この時代の生活が頭の中で巡ってる。


毎日、会いに来てくれた。それだけで私は十分幸せだった。
外に出れてもどうせ、死ぬ運命だったのかな・・・・




「ご、め・・・・ん・・・・ね・・・・・・・」


一緒に・・・・いてあげられなくて・・・・・










「・・・・・・燐?ねぇ、燐・・・目を覚ましてよ・・・・・・。嫌よ・・・・、こんな・・・こんな・・・っ」





どうしてなの?助けたかった。ただそれだけなのに・・・・
燐の事を世界で一番愛してるのに・・・

どうして・・・・・どうして・・・・・!


「どうしてこんな目に合わなきゃいけないの!!!!」

姫の身体から禍々しいオーラが爆発したように舞が上がる。
そのオーラは攻撃してきた男性や隠れていた男性を1人残らず死に至らせる。

門番をしていた黎音はそんな光景を目の当たりにしていた。

「これは・・・一体・・・っ」






・・・・・!?
燐様の気配が消えた・・・・?

まさか、燐様は・・・・・


「よそ見をしてる場合ですか!」
「っ!」

今すぐ姫様の元へ行かなければ・・・。
力づくでもこの戦いを終わらせなければ

サフィラは攻撃をされた隙にまた自分の指を噛み、血の鞭を作り出す。
そしてそれを吸血鬼の肩に直撃させる。

「ああっ!」

吸血鬼の肩は服が破け、そこからは痛々しい傷跡が残った。
少女は左肩を抑え、膝をつく。

「もう少し、痛めつけたいところなのですがそういうわけにもいかなくなりました。私はこれで失礼させていただきます」

少女は痛みで、立ち上がることができない。
結局、魔女はその場から姿を消した。

吸血鬼の少女は仇を討てなかったことが悔しかった。
周りには仲間たちの死体が転がり落ちているだけだった。


せめて、最後に・・・・王妃様のもとへ・・・・行けたら・・・・・

そう思い、少女は肩を抑えながらゆっくりゆっくり城のあるほうへ歩いていく。




「燐・・・・・燐・・・・・」


燐、私の可愛い妹。どうして死んじゃったの?
いっぱいお話したかったのに、一緒に暮らしたかったのになんでこんなことになるの?
嫌だ、認めたくない。死んでしまったことを受け入れたくない。




・・・・身体、血塗れ・・・。
綺麗にしてあげなきゃ・・・・


「姫様!」

サフィラが慌てて戻ってくる。
城門の前は荒れた土地のように干乾びていた。
サフィラが声をかけると、姫は腕の中にすでに息絶えている燐を抱いて虚ろな目で涙を流していた。

「・・・・サフィラ。後片付けお願い。私は燐を綺麗にするから・・・・」

姫は虚ろな瞳のまま城の中へ燐を抱きかかえながら入っていく。





その光景を遠くから少女は見ていた。






なんてこと・・・・。城の周りは火の海になってしまっています・・・・。
それにあの女性、腕で眠っている少女・・・・

あぁ、あれが王妃様が言っていた「燐姫」でしょうか・・・
用心棒をしてほしいと頼まれましたが、もうそんなの意味を成さない・・・。
仲間は私一人を残して全滅。最悪の存在が誕生してしまいました・・・。

私はこれからどうすれば・・・・



つづく.....
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