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第97話 愛スル人ノ為ニ 
これにて長かった第2章終了です。100話入る前に終わって、よかった・・・・かな?w

いやね、深雪と璃虎の描写入れようと思って書いてたんだけどなんかメンドクサクなってきちゃって(コノヤロウ
それは第3章開幕の時に入れられたら・・・入れる・・・w
この二人、ほとんど出番ないから第3章で居場所作ってあげないと・・・ゴニョゴニョ



そして時はプロローグへ戻る。




今日は三日月か・・・。

あっけないものだ。
リリボンになりきってみただけで、あっさりと引き受けてくれた。
面白い人間もいるんだな・・・。

「よろしいのですか?あの者に任せても」
「・・・少し、役に立ってもらうだけだ。用が済んだら捨てるさ」

あの能力、面白い。
間近で使ってくれたおかげで、憶えることができた。
しっかりと役立たせてもらおう。

・・・後は・・・



その時、インターホンが鳴り響いた。
ぷらにゃんがその音に気付いて、起きてきた。
私は寝てるように言い聞かせ、玄関へ足を運んだ

玄関には、璃虎と深雪が揃って立っていた。
気付かれないよう“リリボン”を演じる

「・・・どうしたの・・・?珍しいわね・・・・、二人して一緒に訪ねてくるなんて・・・」
「夜遅くにすみません。ずっと学園をお休みされてると聞いて・・・」

あぁ、そうか。深雪は一応リリボンと同じ学園に通っていたから知っているのか。
・・・・雪女と百碑家の娘。この二人にも手伝ってもらうとしよう


その夜、深い闇が辺りに漂い始めたのだった。

*
*
*

夜。月のない夜。

「・・・リリ、外・・・」
「・・・どうしたの?ぷらにゃん・・・」
「魔獣が・・・、いるの・・・。怖い・・・」
「大丈夫・・・。私たちを狙ったりはしないわ。だって、私が呼んだのだから・・・」

・・・・ぷらにゃんったら、相変わらずまだ魔獣には慣れてないのね・・・。
私が創りだしていると知って、すっかり怯えてる。そこがまた可愛いのだけれど

私が目覚めてから、もうすぐ2年経つ。
冬休み前に学校に登校して気付けばもうすぐ春。
なぜ時間というものはこんなに早く過ぎ去るものなのだろうか・・・

そろそろ、私の願いを叶える時が来た。
ルーミアには例のものを盗ってくるように頼んだし、璃虎と深雪には四神の居場所の探索を任せてある。
後は、私の願いをかなえるだけ。


そうやって、ぷらにゃんとイチャついているとサクヤが部屋に入ってきた。


「次々と魔獣を倒している者がおります。いかがいたしましょう」


・・・魔獣を倒している者。普通ならこんな報告はしにこない。
っていうことは、アパルリッター以外の者が退治しているのか。
・・・・もうすぐ神が私を止めに来る頃・・・かな。

「・・・魔獣を?私たち以外に見える者はいるのねぇ・・・。フフ、いいわ・・・放っておきましょう」
「よろしいのですか?」
「今は様子を見たほうが身のためよ・・・。明日から学校だし、とりあえず今日はもう寝ることにするわ」
「・・・畏まりました。おやすみなさいませ、リリ様、プラシナ様・・・」

どうせ、私を止めることなど誰もできない。させない。
私はこの子を・・・プラシナの中に眠っている燐を目覚めさせる。どんな方法を使ったって構わない。
目覚めさせて、燐が願っている2人だけの世界をこの手で創りあげる。

私はそう決めたのだ。




必ず、人間をこの手で滅ぼしこの世界を私と燐だけのものにしてくれる。
私をこんな風にしたのは人間達だ。
後悔させてやる。

・・・・今に見ていろ、人間ども。


待っててね、燐。
もうすぐあなたを自由にしてあげるから・・・・。

~第2章 END ~
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THEME | GENRE 小説・文学 |
*Noir Papillon* | TB : 0 | CM : 0 -

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