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第102話 衝突 
おまたせいたしました!
6月に入ってから忙しい日々が続いております。リリボンです


5か月ぶりにマビ復帰しました!

久々にやったら楽しいもんですねw
ただし、9月近づいてきたらまた忙しくなります。小説更新できるかわかんねぇ・・・。
がんばろ(´・ω・`)


今回は陽刻楼でのお話中心。冒頭に蝶と燐描写あり。





頑張って続きを書きます・・・・



異次元世界

2人の姫君は玉座の間にいた
蝶姫はまだ眠いのか、燐姫に抱かれながらぐっすりと眠っている

姉を心配しながら優しく包み込むように抱いている燐。姉しか視界に入っていないその時

「・・・・っ・・・」

大扉が開かれた瞬間、そこに向かって殺気を放つ
放たれた場所をよくみると、そこにはルーミアが立っていた

彼の周りには無数の黒い剣が刃を向けたまま静止する


戸惑いを隠せないまま、なぜ自分が今こんな状況に陥っているのかがわかっていなかった

「・・・え、えーと・・・。姫君に報告しにきただけなんですがー・・・」

燐姫はそういうルーミアに対して苛立ちを見せる。

「・・・どうして人間がここに」

なぜここに人間、しかも男性がいるのか不思議に思いながら警戒していた

その時、蝶姫が目を覚ます
妹の名を呼び、ゆっくり椅子に座り直す

「・・・報告を聞こう・・・なんだ・・・?」

燐はそう聞いて、納得いかず反論しようとするが姉に人指し指で唇を塞がれる
その意味をいち早く理解し、姉のいうとおりにしばらく黙る

「・・・非常に言いにくいことなんだが・・・。深雪さんと璃虎さんだっけ?その2人がどうも本部の人に協力的で―――」

姫はまだボーッとした目付きで話を聞いていたが「本部」という言葉を聞いた瞬間、目を見開く


「・・・そうか、裏切ったのか・・・この私を・・・!」

いきなり狂ったように言葉を連呼していく。

「あぁ・・・憎い・・・・。憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎いっ!」

その様子にルーミアは今までで一番姫に恐怖した。
ルーミアはやっぱり報告しなきゃよかったのかと思っていたが、気づいた時にはもう遅かった

一心不乱な状態の姫を燐は優しく抱き締める

「落ち着いて・・・」

その一言で姉は一気に大人しくなった。さっきまで赤く輝いていた瞳は嘘みたいに蒼色に戻っていく
「ごめん」と燐に小さく呟きかけ、ルーミアに下がるよう言いつける
何がなんだか分からない状況だったが姫に言われるがまま恐る恐る部屋を出ていった


ルーミアが部屋を出ていった後、燐は「あいつはお姉様の何?」と姉に聞いた。

「あいつはただの駒だ。用が済んだら始末していいよ・・・」

その言葉を聞いて「ほんと?」とニヤリと笑いながら聞いた。
無言で微笑みを見せる姉の答えに「やった」とまた抱き締める

しばらくそんな状態が続いていた。
すっかり静かになった部屋で妹の名を呼ぶ声が響き渡る。

「ちょっと・・・試したいことがあるの」





陽刻楼



「つまんねぇ、弱い奴等ばかりだ」

屋上に着いた瞬間アビスは不満げそうな顔をした。エコーは、一人異次元へ続く扉の封印をこじ開けるための準備に入る


「・・・封印してあるだけで、他は全くの無防備状態。すぐ終わると思うよ」
「早いとこ俺らの主に会わねぇとな・・・」


その時、「待ちなさーいっ」と女性の声が屋上に響き渡る

アビスは目を赤く光らせ、睨み付けながら振り返る
その威圧にシェスリナは固まった。だがすぐに気を持ち直し、アビスを指差す

「あんたたち!何者かは知らないけど、いますぐやめなさい!でないとぶっとばすわよ!」

それを聞いても以前瞳は赤く光ったまま。
エコーも作業をやめたりしない

シェスリナは「・・・あれっ?」と冷や汗を掻いた

少し遅れてルインティアとテレリがやって来る

「リナさん、早いですって!」
「・・・あの人達は・・・?」

目を赤く光らせたままのアビス
エコーが人数が増えたことを察知すると、作業を中断しようとするがアビスが手を伸ばし無言で「続けろ」と合図を出す
エコーは再び封印を解くため扉に向き直る

「・・・お前ら2人は人間。1人は吸血鬼。わからねぇな、なぜ人間の味方をしているのか」

テレリを見つめながら訳がわからねぇという表情をする

シェスリナはそれを聞いて

「てれりんのこと悪く言ったら許さないわよ!」

そう聞いてアビスはため息をひとつ。

「・・・・何年経っても人間どもは、何も変わっちゃいねぇ・・・」



―――「・・・目障りだ」

アビスがそう呟いた瞬間、全てを切り裂いてしまう風が吹き荒れる
慌てて3人は左右に避ける
さっきまでいたところを見ると、コンクリートでできた床に切り裂いたような爪痕が残っていた

「なんなのよこれ!?」
「自分の身を心配しろ」

後ろから声が聞こえてきたのに驚きすぐに逃げる。
反応が遅ければもう少しで腹に爪痕がついてしまうところだった

テレリが隠し持っていた短剣をアビスに振りかざす
短剣を軽々と腕で受け止めていた
よく見ると彼女の腕には白い糸がまとわりついていた。

「あなたまさか」

そう言いかけたテレリを受け止めていない方の手で短剣の刃を掴みそのまま突き飛ばす

テレリに集中していることを逆手に取り、ルインティアはその隙にエコーを狙いにいった
アイススピアを五本召喚し突撃する

もう少しで攻撃を与えられるといったところでエコーの回りに無数の剣がルインティアめがけて飛んでくる

驚いた彼は攻撃をやめ後ろへ飛び上がる。
その一時的に宙へ浮いている隙を逃すまいとアビスが鋭く爪を立て腕を降り下ろす
ルインティアはその場に叩きつけられる

シェスリナは2人の名を叫ぶ。
アビスはまだ1人残っている敵の近くへ一瞬にして近づき、慌てて逃げようとするシェスリナの腹めがけて膝蹴りをしようとする

次の瞬間シェスリナはシリンダーから雲を作り出すためアビスに向けて発射させる

少し、雲が目に入ったらしく目を瞑っていたがすぐに目眩ましは解けてしまった
それでも一瞬だけ怯んだ彼女から瞬時に離れ、万事休す。

アビスはますますシェスリナを睨み付ける

シェスリナは倒れてしまった2人を見て、アビスを睨み返す

そしてシェスリナはアビスに向かって突進する。
それをアビスは素手で受け止める

「絶対に・・・・負けないんだからぁっ!」
「!?」

シェスリナが叫ぶと同時にシリンダーが黄色く光り始める。
それは一瞬にしてアビスが受け止めていた手へ移っていった

慌てて後ろへ下がり、白い糸を張り巡らせる

「アビス、解けたよ」

その言葉に反応し、すぐに扉の前まで後ろへ飛び上がる
エコーは先に扉の中へ入っていった。

「・・・覚えてろ」

腕を押さえつけながらそう言うとアビスも扉の中へと入っていった。
役目を終えた扉は静かに消えていった


シェスリナは消えていく扉をじっと見つめていた

つづく.....
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