TOP > *Noir Papillon* > Title - 第103話 主トノ再会

2017 101234567891011121314151617181920212223242526272829302017 12



第103話 主トノ再会 
今回はシュヴァルツ4人オンリーw

はい、それだけです。詳しくは本編どうぞ。



・・・・・はい、続き書きます。。



闇霧山近くにある深き森。
獣道が続いている道で黒いスーツを着ている男性が十数人。
何かの機械を手にし、何かを探すようにうろうろしていた


カサカサと音を立てる草木。
音など何も気にしていない男性たちは依然として辺りをうろつく

カサカサと音を立てる草木。
音は次第に大きくなっていく。
それにやっと気づいた時にはもう全てが遅い。

何かが斬れたような音。
その次に聞こえてくるのは血が噴き出る嫌な音。

その一瞬のうちに1人の男性が命を落とす

1人、2人、3人・・・
次々と血を流し倒れていく。

その中で、仲間が仲間を殺すという奇怪な現象まで起きる始末。
何が起きているか分からないまま人々は倒れていく。

仲間を自分だけを残して全員殺し終えた後。
その人物の後ろには小さな女の子が立っていた

「ご苦労様」

その言葉と共に、後ろから急所めがけて短剣が突き刺さる。
その男性もやがて倒れた

この場にいた全ての男性は全滅。
先ほど短剣を投げつけたであろう人物が男性に刺さったそれを引き抜く。
引き抜いた後、血を払うため軽く振るう
そしてそれを終えると懐にしまった

「お疲れ、セト」

少女の声。振り返って「別に」と一言放つ。

「ホント、人間って邪魔よねー」

大きな声でそうわざとらしく言う。その後、「あ」と声を上げ魂を自分の体の中へしまい込んだ。
先ほど殺した男性十数人の魂も一緒に

「アビス達、動き出したよ」

とロアに一言
それを聞いてロアは「わかった」とだけ言い放ち、獣道が続いていく方へ歩き出していった
セトもその後について言った



腕を押さえながら城の前まで来たアビスとそれを心配するエコー

たいしたことないと言っているが、珍しく痛みで耐えきれないといった表情をしている

見てられなくなったエコーは簡単な治癒魔法をかけ包帯を作り出してそれを腕に巻き付けた

「これでマシになればいいんだけど」
「すまない、助かる」


多少マシになったのか表情は穏やかになった
そしてそのまま城門の前まで行く
そこには黎音が見張りをしていた2人を見て、驚いていたが

「すまないが、通してくれ」

アビスの言葉に威圧を感じた黎音は素直に扉を開け中へ招いた



2人はそのまま中へ入っていった。
入ってみると何人か制服を着た女子生徒のような人物達が至るところに存在していた

彼女達はアビスとエコーを睨み付けている
この光景に驚いていた2人
口から出た言葉は

「おいおい、どうなってんだよ」
だった。
無理もない。ここ1万年近く主に会えぬまま見守ることしか出来なかったシュヴァルツにとってこの光景は想像などできない
なぜ“人間の女性”ばかりがここにいるのか彼女達には理解できない。

驚いているとその集団の中から1人、彼女達に声をかけるものがいた


「ここは聖域。勝手に足を踏み入れてもらっちゃ困るのよ。黎音様は何をしてらっしゃるの?」

態度は彼女達にとったら『人間の癖に生意気な』だろう。
挑発的でこの口ぶりからするとどうやら黎音は生徒達にとったら“上司”か“先生”のどちらかだろう。
だがそんなのは人間でない彼女達にとってはどうでもいいことだった。

「俺らはちよに会いたいだけだ。別にお前らの事情なんて知ったこっちゃねぇ」

そう吐き捨てるように言うと生徒達全員驚く。
次第にヒソヒソと小声で口々に何か言い始める

「姫様を呼び捨て・・・っ!?許せないわ!」

アビスには何のことか分かっていない。
だがエコーが隣で

「・・・これ、まずいんじゃない?」

と少々慌て気味だった。
「なにが?」と質問している最中に生徒数人がこちらに飛びかかってきた

一斉に剣や魔法など個々に攻撃を繰り出したが

「・・・っるせぇな」

と呟くと同時に飛びかかってきた生徒達に素早く白い糸を絡ませ行動を制限させる

「今質問してんだから静かにしろ」

と睨み付けながらそう全員に聞かせるように大きめな声で言う

納得できないのか行動を制限されていない他の生徒達数人押し寄せてくる

「止めないなら、容赦しない」

とエコーが前に出ながらそう言うと目が赤く光り目付きが鋭くなる
その瞬間、エコーと目を合わせた者達一斉に立ち止まり口々に何かを言う。だがそれはエコーに向かってではなく何もないところに言ったり、しゃがみ込む者がいたり、叫ぶ者もいたり。
めちゃくちゃな光景だった

しばらくしてアビスが溜め息をついて

「お前・・・。やりすぎ・・・」

と呟いた。
聞こえたのか振り返って

「だってこうでもしないとこいつら黙らないじゃない」

目を赤く光らせたまま言う
この混乱が入り交じっている中、奥から足音が響いてくる。
その音に正気の者が一斉に振り返る

「・・・あらあら。何やら騒がしいと思えば・・・帰ってきていたのか」

その人物をアビスとエコーはじっと見つめる
エコーは深くお辞儀をし、アビスはそのまま突っ立っている
だが表情はどこか優しさが見え隠れしている

「久しぶりだな。ちよ」

つづく.....
スポンサーサイト

THEME | GENRE 小説・文学 |
*Noir Papillon* | TB : 0 | CM : 0 -

COMMENT LIST



COMMENT



COMMENT FOAM

SECRET
 




TRACKBACK

TRACKBACK URL to this Entry