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第109話 警告 
おはこんにちばんにゃw

第109話更新!

・・・・え?早いって?w
だって今のうちに書いておかないといつ更新できるかわからないもの・・・w

今回はタイトルの通り・・・・かな
蝶姫コワイ




黒い影はすっかり気絶しているシェスリナを肩に担ぎながらひたすら走っていた

闇霧山の奥へたどり着き、館の前まで来た。
フードを脱ぎ、着けていた仮面を外す。
改めてシェスリナを見て、少し戸惑っていた。

黒い影の正体は緋漓だった。
妹の雛を見て、逃げるようにしてここまで来た。
シェスリナを見て、なぜこんなことをしたのか自分に問いかけていた。
だが、命令には逆らえない。
緋漓は館の重い扉を片手で開ける

廊下を歩くと生徒達が「おかえりなさいませ」とお辞儀をしながら言ってくる

それに返事を返していきながら彼女は異空間と繋がっている扉を開け中へ入っていく

エレベーターに乗り、最上階まで一気に上っていく
目的地に着いた。

玉座の間に続く扉を開けると、姫が椅子に座っていた

「おかえり」と言いながらこちらに歩いてくる
シェスリナを下に置く。
姫はシェスリナを見て怪しい笑みを浮かべた

「手に入れる日も近いな。だが、今は時間がない。どこか牢屋にでも閉じ込めておけ」

その様子を部屋の両脇でアビス、エコー、セトが見ている

「誰か監視しておけ。逃げられては困るしな」

それを聞いてアビスが腕を組み、その場で

「俺が見てようか?」

一言放つ。
その目は赤く輝いている

「いや。お前たちには後で一緒に来て欲しい所がある」

それを聞いて「わかった」と一言。その後は何も口にしなかった



緋漓は言われた通りにシェスリナを牢にいれにいこうとした時、重い扉が勢いよく開いた。
ルーミアだった。走ってきたのか呼吸が乱れている

「・・・お前か。なんだ、そんなに慌てて」

それを聞いて、息を整えてから部屋の中に足を踏み入れる

「なんでリナさんをここに連れてきた」

一瞬で姫の瞳は赤く染まる。

「・・・聞きつけるのが早いな。お前には伝えていないはずだが」

そう言われ、少し戸惑いを見せる。口が裂けても『自力でアビスの糸を切ってシェスリナ達の様子を見にいった』とは言えないからだ

「・・・まあいい。丁度良かった」

姫が怪しい笑みを浮かべながらルーミアに向き直る

「この女を監視しておけ」

それを聞いてルーミアは驚き、姫に突っかかる。

「どういうことだ!なんで俺がリナさんの監視を―――」

「死にたいか」

ルーミアが言い終わる前に姫が口を挟む。瞳は依然として赤く、睨み付けている
その威圧に押され、ルーミアは何も言い返すことができない

「・・・私に刃向かうか。所詮、人間などその程度ということか」

ルーミアは言われるがままな状態に耐えきれず思わず口にする

「・・・貴女に刃向かうなんてできるはずがない。だが、これは・・・」

姫は自らの爪を鋭く伸ばす。
それを自分の首元にもっていくと、爪先を立てた

それを見たルーミアと緋漓は戸惑う

「・・・この躯がどうなってもいいのか?」
「止めろ!!それをしたら!」
「『リリボンが死ぬ』、とでも言いたいのか?」

ルーミアはますます戸惑いを隠せない。姫が今していることは自分にとってもシェスリナ達にとっても悲しいことだと思っているからだ

「この躯を傷付けることなど容易い。すぐにでも痛め付けることができる。この躯は元々リリボンのもの。当然傷を負えばリリボンも傷つく。それでもまだ私に刃向かうというのか?」

ルーミアは拳を握りしめ、「わかりました・・・」と小さく返事をした

その返事を聞いた姫はすぐに爪を元に戻し、微笑む

「では任せた」

姫は振り返りシュヴァルツの元へ歩んでいった

ルーミアは目をグルグル回しながら気絶しているシェスリナを悲しそうな目で見つめていた





本部

学園長は神楽に呼ばれて今、この部屋にはいない

テレリは座りながら俯き両手を握りしめている

「てれりんが悪いわけじゃないよ」
「俺たちが側に居ればよかったな・・・」
「いいえ、私に責任があります。すぐ側にいたのに・・・守れなかった・・・」

シェスリナがいないこの部屋はいつもより活気がなく、皆元気がない。
それだけシェスリナの存在は偉大だということにメンバーは気づいていた

扉が開き、車椅子を押しながら学園長と秘書の神楽がやってきた
どうやらテレリの話を確かめにいったようだった
とても辛そうな顔つきになっている

「・・・美輝さんが拐われたとさっき言ってたのは本当なのね」
「・・・はい・・・」

また扉が開き、今度は四大貴族でもありセレクシオンの隴渡と雛がやってきた

雛も元気がない。それを心配する隴渡。
その様子に「どうしたの?」と学園長が尋ねた

すると、静かにこう言った

「・・・姉さんに会った」




雪山 小屋内

『蝶の長』と聞いて雪女は目を見開かせる

「・・・何かあったの?」
「少しな・・・。じゃが、何年も前から異変には気づいておったろ?」

そう言われて深刻そうな顔になる

「・・・あの蝶は哀しい人。道を見失い、見るべきものも今は映らない。あの頃は輝いていたのに」

狐は辛そうな顔つきになり、昔の姿を思い出していた

「蝶は神の使い。なら、神は黙っていないでしょうね・・・」

その時、鏡汐が持っていた鏡が眩しい光を放つ

「どうした?鏡汐」
『・・・シェスリナ・・・捕まった』

鏡汐の言葉に衣絽羽は驚く
雪女と男性は何かを悟ったようで

「・・・何か大変なことが起きてるみたいね」
「そうみたいじゃ。悪いがここらで失礼する」

衣絽羽は立ち上がり、小屋を出ていこうとする
雪女も立ち上がりひき止める

「気を付けて。あの蝶は危険だから」

そう聞いて、振り返り笑顔を見せる

「警告感謝する。久しくお主と話せてよかった。また話そうぞ」

鏡汐は衣絽羽に続き、出ていくとき振り返り深くお辞儀をすると小屋を出ていった


つづく.....
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