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第111話 縛ラレル意識 
おはこんにちヴぁんにゃーw

第111話ですよぉー
今回のタイトル・・・・???ってなると思うんですけど、それは追々分かっていくと思います


本編はシェスリナと蝶姫の会話がほとんどです
あと、ちょっと・・・・百合シーンがあります。

読んで変な事考えたやつは100回その場で回れ。そして目を回せ(


今回は長いです。ごめんね




岩の上で座っている人物。
全てが黒く塗りつぶされたみたいに景色よりも黒い存在

そう黄昏ている時。

そこに、妖狐がどこからともなく現れる
尻尾は九本。頭にはキツネの耳。目は鋭い

黒い人物は顔を上げ、女性の声で

「ここに来たらあかんで。何の世界やと思ってんの」

そう告げる


「・・・心の中じゃろ?それくらい知っておる」
「なら、なんで来たんや。人の心なんて覗くもんちゃうで」

狐はにっこりと笑って見せる

「シェスリナのこと、お主に任せようと思うてな」
「わざわざここに来てそれだけか。他に用件は?」

耳元まで顔を近づかせて囁く
至近距離でなければ聞こえぬほどの小さい声で―――



異世界

ルーミアは冷や汗を掻いていた
姫の威圧に押され、一歩も動くことができない

シェスリナは驚いていた
姫を間近で見るのは初めてだからである

「ご苦労だった。下がれ」

ルーミアはそう言われても嫌な汗が流れていくだけで一歩も動けない。いや、動きたくないのだ

「もう一度言う。下がれ」

2回言われてやっと返事をし、シェスリナを心配して顔を見る

「私なら大丈夫よ。るみみんはやるべきことをやりなさい」

そう小声で言われ、「わかった」と告げると姫に言われた通りに部屋を出ていった

部屋を出ていく様子を燐は睨みながら見ていた

「さて、話をしようではないか。錬金術師よ」
「・・・りりぽんとしーちゃんは無事でしょうね」

そう聞き、驚いたがクスッと笑い始める

「まだその名で私を呼ぶか」
「無事かどうか聞いてるのよ」

シェスリナの瞳は鋭かった
姫を見つめ、意見を曲げない

「そんなに気になるのなら教えてやろう」

そう言い出すと、姫は自分が着ている衣服に手を伸ばす
するとやがて服を脱ぎ出す

姫の行動を見て、シェスリナは一気に顔が赤くなる

「え、ちょ、まっ」

そう言っても姫の手は止まらない
服は足元へすとんっと落ちた

シェスリナは手で視界を閉ざしたかったがそれが出来ないため、仕方なく顔を下に向かせる
さっきよりも顔は真っ赤だ
なぜなら、今の姫の状態は裸だったからだ

「何考えてるの!?は、はやく服着て!」
「恥ずかしいのか」
「当たり前にっ!!」

そう聞いて、姫は裸のままシェスリナに歩み寄る
その行動にまた大声で否定する。だが姫は話を聞かない

シェスリナが喚いて姫の顔を見て止めようとしたその瞬間。
人差し指で口を塞がれる

「無事かどうか聞いたのはお前であろう」

シェスリナは姫と目が合った。
不思議とさっきまで感じていた恥ずかしさは微塵も感じない
まるで掻き消されてしまったかのよう

すっかり驚いていると、姫は微かに笑う

「これがその答えだ」
「答え・・・?」
「躯には傷を付けておらん。安心しろ」

人差し指をシェスリナの口からそっと離す

「お前はもう少し人の話を聞いた方がいいぞ。最後まで」

そう言われて我に返ったシェスリナは「何ですってー!?」と憤怒する

「“人”は見た目より幼い。大人でも子供でも妖でも」
「どういう・・・」
「妖も人と同じと言うことだ」

シェスリナは意味がわからなかった。そもそもなんでいきなりこんな話をするのかもわからなかった

「・・・話を戻そう。私は“お前が欲しい”」

その言葉が信じられず、驚いている。

「私を?なんでよ」

シェスリナの顔に手を当てる。
ゆっくりと輪郭をなぞり、シェスリナの胸まで手をなぞり持っていく。

「特別だからだ」

そうやって話していると、燐が姉の後ろから抱きしめる。
その様子にシェスリナの胸から手を離し燐と向き合う。

「どうしたの、急に」

その言葉に答えるように燐は姉に何かをしてほしいかのような眼差しをする
それが何なのか分かっていた姉は

「可愛い子ね、キスを乞うなんて」

そう言うとそのまま唇を重ね合わせる。
それも、シェスリナが見ている目の前で

シェスリナはまた顔が赤くなり「ええええー!?」と叫んだ
それでも構わず口付けを交わす姫2人。

しばらく交わした後、姉から離れた。燐は「まだしたい」と言っているかのように瞳は潤んでいた
姉は微笑んだ

「・・・ごめんなさい。お姉様があまりにも綺麗だったからつい・・・」

それを聞いてシェスリナはポカンと口が開いていた。
姉はまだ裸のまま。それを隠すように長い黒髪は姉に纏わりついているかのよう。
髪はよく見ると床についている

姉は燐の頭を撫でてもう少し待つように言った。
するとまた、先ほどと同じようにシェスリナに向き合う

「失礼。話の途中だったな」
「・・・・あんた達、バカじゃないの・・・・?」

シェスリナの発言に燐は素早く反応し、一瞬でシェスリナの首元に刃を向ける
燐の先ほどの眼差しはどこへいったのか。目をギラギラにさせながら睨みつけている
その行動に驚いて、言葉が出ないシェスリナ。
“殺される”。そんな思考が脳裏をよぎる

「待ちなさい、燐。こいつにはまだ死んでもらうわけにはいかない。私たちの未来のために役に立ってもらわねば」

その言葉の威圧にシェスリナは嫌な汗を掻いていた。
燐は姉の言うことならとすぐ刀を鞘へしまう

「・・・・な、んで・・・・」

人差し指でシェスリナの顔を上げさせる
そしてお互いの顔がぶつかるくらいに顔を近づけ

「言っただろう?『お前が欲しい』と」

シェスリナから離れると扉に向かって

「緋漓。入っておいで」

そう一言言うと重い扉が開き、黒い学生服を着た女性が入ってくる
冷たく返事をし、姫がこちらに来るよう命ずる

少しずつ、少しずつ歩いてくる。

「私が教えた通りにやればいい」

何の話かシェスリナには分からない。だが、女性はまた冷たく返事をしシェスリナのところまで接近してくる
シェスリナは分かってしまった。この女性は『自分をここへ連れ去った者』だと

「・・・・あなた・・・・」
「・・・・・・・じっとして」

シェスリナの身体を手で寄せるようにすると、手に持っている小瓶の蓋を開ける
そして小瓶を口につけ、中に入っている液体を口に含む

そのまま、シェスリナの口に注ぎ込むように口移しをする
突然の出来事に彼女は驚いたが

(・・・・なに・・・・これ・・・・・。すごく・・・・ね、む・・・・・い・・・・)

シェスリナは口の中に注ぎ込まれた液体を飲み込んでしまい、そのまま目を閉じてしまう


それが、自分が自分でなくなる前兆とは気付かずに―――。


つづく.....
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