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~第7章~ 『姫の決意』 
(`・ω・´)キリッ

ルインさんに高表評価いただいちゃいました(*ノノ!!!w
ものすごく期待されてるwww


さて、私は一緒にいられないと確信。そして、てれりんとルインさんがまさかの・・・・・!?


これからもshethメンバーを登場させてみるので、期待しててくださいませ(_ _)ペコリ

では、下から Read More でお読みください。



夜 タラ王城 中庭


プラシナ「・・・・・リリ・・・・何・・・・言って・・・・」
リリボン「私は・・・・・もう・・・・・一緒には・・・・・!」

プラシナ「・・・・・リリ。私の血・・・・飲んで・・・・。」
リリボン「・・・・!?ぷ、ぷらにゃん・・・・・だめ・・・・・私は・・・・ぷらにゃんの血まで・・・・飲み干して・・・・」

プラシナ「いいの!リリ、なんで言ってくれなかったの!?
   どうして、その魔族の証のことを教えてくれなかったの!?」


ぷらにゃんは・・・・・泣いていた・・・・・。ごめんね・・・・・どうしても・・・・・言えなかったんだ・・・・。


                   許して・・・・・。

リリボン「・・・・・ぷら・・・・・にゃん・・・・・、ごめ・・・・・んね・・・・」
プラシナ「リリ、リリの居場所はここなの。どこにも居場所がないなんて考えないで。
     私たちは・・・・恋人同士じゃない。どうして・・・・・話してくれなかったの・・・・。」


ぷら・・・・にゃん・・・・・。嬉しいよ・・・・・。そう・・・・・言ってくれることが・・・・・。

プラシナ「戻っておいで、リリ。また一緒に・・・・・影とか・・・・周ろ?」
リリボン「・・・・・ぷら・・・・・にゃん・・・・・」

そのとき・・・・・背後から・・・・・闇の霧が流れ出してきた・・・・。

キホールだ・・・・。
キホールが・・・・私を・・・・迎えに・・・・・来たんだ・・・・。

プラシナ「・・・・!?リリ、後ろ!!!」
リリボン「分かってるよ・・・・ぷらにゃん・・・・、キホールだっていうことも・・・」

キホール『クククッ・・・・未来の姫君よ、迎えに来てやったぞ・・・・』
リリボン「・・・・・キ、キホール・・・・・」

キホールは私を・・・・・誘拐するように・・・・・私の肩を寄せて、頭をそっとなでていた・・・・・。

キホール「少し我慢しすぎだ、リリボン。」
リリボン「あなたに・・・・言われる・・・・筋合いは・・・・ない・・・・・わ・・・・・」
キホール「あとでたっぷり血を飲ませてやる。・・・・・・プラシナよ、久しぶりだな」

プラシナ「キホール・・・・・?な、なんでリリを・・・・・!!こら、リリから離れなさい!!!」

ぷらにゃん・・・・・私命・・・・だからな・・・・・。ハハ・・・・私は・・・・何もして・・・・・あげられない・・・・・。

リリボン「・・・・・いいん・・・・だよ・・・・。私は・・・・姫に・・・・なる・・・・そん・・・・ざい・・・・だか・・・・ら・・・・」
キホール「もう話すな。これ以上話せば、もっと苦しむだけだ。さぁ、帰ろう。我らの世界へ・・・・

プラシナ「リリ!!」


リリボン「・・・・・ぷら・・・・・にゃ・・・・・」



リリは亀裂のなかへ・・・・・連れ去られてしまった。くそぉ、私のリリをよくもぉ・・・・・。
絶対、許さないんだから!!!キホールっ!!!!

王城警備兵1「ドゥームズレイ中将!!!!」
プラシナ「・・・・・あなたたちは怪我人の治療を優先して。私はリリを・・・・・探しに行く。」
王城警備兵2「な、何を仰って・・・・・!!」

プラシナ「リリを連れ戻す。」
王城警備兵1「な、何があったので・・・・・」
プラシナ「詳しい話は後!今はリリが大事なの!!私は行くわ。」

そのとき声が聞こえた。 『ぷらさん、それはいけません。』

この声、ルインティア・セイクリッドハート!

プラシナ「ルイさん、そこをどいてください。」
ルインティア「どきません。行かせませんよ、キホールに頼まれてるんでね。」
プラシナ「・・・・・同罪です。リリを探しに行くんです!どいてください!」
ルインティア「ぷらさん、リリさんのことを大事に思う心・・・・さすがです。
       ですが、私にも事情があります。あなたをこの先には行かせません。」

プラシナ「セイクリッドハート少佐!そこをどけ!!!!」

ルインティア「・・・・まったく・・・・。少し眠っていてくださいませんか?」

ルイさんはそう言うと催眠術をかけた。・・・・・リリ・・・・・。

バタッ

王城警備兵2「セイクリッドハート少佐!一体何を!」
ルインティア「あなたたちも、少し眠っててください。邪魔です。」

バタ    バタ・・・・・





ルインティア「・・・・やれやれ。僕だってこんなことしたくないんだよ・・・・・。」

『ルインティアさん・・・・・』  テレリさんの声だ。やれやれ、また邪魔もののお出ましか。

テレリ「ルインティアさん、これはどういうことです?なぜあなたがプラシナさんに催眠術などを・・・・・」
ルインティア「テレリさん・・・・。もう記憶・・・・戻ってますよね?」
テレリ「・・・・・やはりあなたでしたか。私の記憶を消したのは。」
ルインティア「はい、その通りです。どうしてもああしなくてはいけなかったんです。」
テレリ「理解に苦しみますね。あなたがキホールに荷担する理由がわかりません。」
ルインティア「今は話すときではありません。テレリさん、あなたも秘密を知ってしまった以上
       行かすわけにはいきません                         」
テレリ「・・・・・吸血鬼に・・・・刃を向けますか・・・・・ルインティアさん。」

僕だって、こんな真似事したくはない。でも、リリさんの秘密だけは誰にも知られちゃいけないんだ。
あの人がそれを望んでいるんだから。

ルインティア「テレリさん。覚悟してくださいよ?これでもリリさんとやり合った実力ですから。」
テレリ「望むところです。猫好き同士、お互いに・・・・」

テレリさんは弓を構える。僕もワンドを持ち、アイススピアを詠唱する。
氷結の魔術師を・・・・・舐めるな。




魔界

リリボン「・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・」
キホール「・・・・無理をしすぎだ。ここ何日か、一滴も飲まなかったであろう?」
リリボン「・・・・・キホール・・・・・早く・・・・・私を・・・・・姫に・・・・・」

キホールは驚いた表情をした気がする。

キホール「・・・・そう焦るな。今は血を飲んで少し休むことが大切だ。」

そういうとキホールはワイングラスに・・・・・血のワインを注ぐ・・・・。

キホール「飲んでおけ。寝室にも置いてある。飲みたいときに飲むといい。」

ゴクゴク・・・・・

リリボン「少し・・・・・落ち着いた・・・・・。休む・・・・・」
キホール「明後日には儀式を行う。それまでゆっくり休んでおけ。」

私はお言葉に甘えて、寝室に向かう。
・・・・・相変わらず豪華なベッド・・・・・。私には・・・・やっぱり真っ黒な・・・・暗黒の世界が・・・・似合うのかな・・・・。

ベッドの上には・・・・3年前着ていた真っ黒なドレスが置いてあった。

リリボン「・・・・・はぁ・・・・・。」
溜息が無意識に出た。デザインが・・・・・なんとも言えん・・・・。
しかし、3年前私は確かに着ていた。ここの寝室も・・・・もう3年ぶりか・・・・・。

たぶん、リーチェとアレンが掃除してくれていたのであろう。どこもピカピカだ。




私は・・・・姫になる・・・・。そうすれば、全て忘れることができる。
苦しいことも・・・・・楽しいことも・・・・・痛みも・・・・・全て・・・・・。

忘れたほうがいい。覚えていれば私はまた苦しむだけ。そうなるなら、忘れてしまったほうがいい。


私は・・・・仲間に手を出そうとしたんだ。エリンにはもういられない。

リリボン「・・・・・みんな・・・・・ごめんなさい・・・・・」

気づけば、私の頬に一滴の後悔の涙が・・・・・流れていた・・・・・。

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THEME | GENRE 小説・文学 |
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