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第126話 影ノ灯火 
ようやくシェスリナと“影”の対決にも決着がつきそうです。


そして今になって“影”の名前を考えるというありさま\(^o^)/
考えてなかったのバレバレや~




「・・・・ああ゛ああ゛ああ゛あ゛ああ、、ああっあ゛!!!」

シェスリナの冷たい目は男3人を貫く。
クルセィの身体はもうボロボロだった。身体中血まみれで生きているのが不思議なほどである

「・・・・り・・・な・・・・さ、」

ルインティアが必死に呼びかけるがその声は空しくルインティアにも刃が突きつけられる。

吸血鬼はボロボロになっていく仲間たちを見ながら静かに涙を流しているだけ。
誰もシェスリナを止めることができない状況だった


そこに、蝶姫と燐姫が2階から、この状況を見て、笑っていた
とても愉快そうな声で

「フフフ・・・・あははははっ!!」

蝶姫は狂いながら笑っていた。その声は部屋中に響く


***

「嫌・・・、嫌ぁ゛っ!!」

シェスリナは必死に耳を塞ぎその場に蹲って動こうとしない。
すべてを拒絶していた。

もう精神世界には黒い霧が充満していて、色のない世界はみるみる黒い世界へと変わり果てていく
“影”も自分に浸食してくる闇を必死に抑えながらシェスリナに声をかけ続けているが、シェスリナは蹲ったまま動かない。


・・・・くそ・・・。姫の野郎・・・・
俺を取り込もうとしてやがる。このままじゃ、シェスリナが完全に狂ってしまう・・・

樹里・・・、あいつとの約束を俺は何としてでも果たさないといけないんだ。
こんなことで飲み込まれてたまるか・・・・!!



「・・・わた、わたし・・・が・・・みん、なを・・・」

シェスリナは目を見開きながら呟くだけ。
本人は目を瞑っているつもりだが、その目は見開いたまま凍り付いた目をしていた

***

ルインティアの苦痛の声が響く。
シェスリナは凍り付いた目をしながら、ルインティアの両手に刃を掛けていた。
それでも、ルインティアは必死に部長の名前を呼ぶ。

「・・・・り・・・・な、さ・・・・・」

また剣をルインティアの身体に突き立てようとしたとき、テレリが立ち上がる。シェスリナの名を呼びながら、まだ傷が癒えていない体をひきずって・・・

「リナ・・・さん・・・、目を・・・目を覚ましてください・・・・」

その声を聞いて、テレリのほうをじっと見る
その目は「邪魔をするな」と言っているようだ

「私は・・・そんな貴方なんて・・・見たくないです・・・・」

こちらに少しずつ近づいてくるテレリに対して立ち上がり、身体を向ける
そのとき、シェスリナの頭の中に姫の声が響く

『目障りだ。排除しろ』
「・・・・はい」

虚ろな声で返事をしたかと思うと瞬時にテレリの背中に移動し、回し蹴りをくらわした。
その蹴りを受け、テレリの傷口はまた広がってしまい苦痛の声をあげながら吹っ飛ばされてしまった

吹っ飛ばしたテレリに近づいていく。

「・・・・邪魔者・・・・排除・・・・・」

テレリは必死に立ち上がる。刺された傷口からは血が出ていた。
もうテレリは立っているのもやっとだった。それでもこんな人形のようなシェスリナの姿を見たくはない。
その気持ちでテレリは最後の力を振り絞ってでも、立ち向かおうとしている

「・・・・排除・・・・!!」

シェスリナはゆっくり歩いていたかと思うと急速に速度を上げ、テレリに近づいていく。
テレリはどうすることもできずに傷口を押さえながら立つことしかできないでいた。

そして、黒い短剣がテレリの頭目がけて突き刺さろうとする


****

『排除しろ』

姫の言葉が精神世界に響いてくる。
シェスリナはまだ耳を押さえながら「嫌ぁ・・・!」と苦しんでいた。

もうやめて・・・・。見たくない。こんなの・・・・見たくない・・・・
てれりんを・・・ルインくんを、くるぽんを、はぐみんを・・・・殺したくなんて・・・・

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
見たくない見たくない見たくない見たくない


そんなシェスリナを頭を押さえながら見ていることしかできないでいた“影”
シェスリナの心が折れかけている・・・。このままじゃ・・・・


そしてしばらく考えた“影”は最後の手段に出る


『見てはだめ』



つづく.....
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