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第132話 神都四町 
ごっちゃになってた!
今現在進行している物語の時代は2020年やったわ・・・w
2年前の2018年編書いたからそれとごちゃごちゃになってましたスミマセンorz
(おい、作者しっかりしろよ!?)


と、とにかくまだ時代追いついてないってことが分かってホッとした作者です(

そして、今日でこの物語始まって7年になりました
物語を描き始めた当時は、町の名前なんて考えてなかったし四神相応なんてものもありませんでした。
高校生だった当時。社会の授業で四神相応を知り、そこからこの物語に練りこんだのも今や懐かしく思います。

(しかし、なんで社会で四神相応出てきたのかは全然おぼえてない)


その時、一緒に舞台となる街の名前を考えました。思いっきり当て字ですがちゃんと意味はあったのです。

“神都四町(みつしちょう)”
                       ―――四つの神様がいる都。

東に青龍
西に白虎
南に朱雀
北に玄武

そして中央に黄竜(又は麒麟)



四神相応が機能していたからこそこの名前には意味がある。
でも、今は・・・




本部では、衣絽羽と学園長がなにやら話し込んでいた。

「このクリスタルをテレリさんに手渡したの、あなただったんですね」

そういいながら、黒白の結晶石を妖狐に見せる。

「・・・樹里が死ぬ数日前に、預かり受けたモノじゃ。とても役に立ったであろう?」

妖狐は微笑みながら学園長の顔を見る。
学園長は、目を閉じながら

「本当は、分かっていました。樹里さんが、嘘をついていたことも」
「・・・・樹里の身体はどのみち、長くは持たんかった。己の器に収まるほどの魔力ではなかったのじゃから」
「・・・・・・・・・」
「人はなぜ、魔力をわざわざ結晶化したのじゃろうな?消費を抑えるため?世に役立たせるため?」

衣絽羽の質問に、学園長は手に握っている黒白色の結晶石をより一層強く握りしめる。

「妾たち妖から見て、その行為はとても滑稽なものよ。自ら死にに行こうとしているのじゃから」
「・・・確かに、あなたのおっしゃるとおりです。ジェムという存在は、本来とても危険なものですから」
「都合の悪いことはどんな手を使ってでも隠そうとする。いつの時代も人間は変わらぬものじゃな。呆れて口も塞がらぬわ」

哀れなものを見つめながら学園長に言い放つ衣絽羽。
学園長は俯いたまま、何も言い返すことなどできなかった

「・・・話が逸れたな。で、妾に聞きたいこととは?」

学園長は、その言葉にすこし拍子抜けしたがすぐに冷静になる

「あなたは蝶姫、燐姫とどのような関係なのでしょう?“倒す”とおっしゃってましたが」
「・・・・なに、昔からの知り合いなだけじゃ。人間だけじゃ飽き足らず、世界もろとも消し去ろうとしておるからな。それを止めたいだけじゃ」


衣絽羽がそうつぶやいた時、遠くで地響きが聴こえてきた。それはここにも届き、地面がわずかに揺れ動く。

「学園長!!」

秘書の神楽が部屋に慌てて入ってくる。
それに学園長は何が起こったのか説明を求めている

「魔獣です。魔獣が現れました」
「なんですって・・・!?」




****

そのころ、建物の屋根の上に黒い巫女服を着た女性が立っていた。
その瞳は不気味なほどに赤く輝いている。

「・・・・サフィラ、お願いね」

そういうと、サフィラの背後から亀裂が広がりそこから物凄い数の魔獣が現れる。
そして魔獣は人々が暮らす町中へと降臨し、暴れ始める
町を歩いている人々はいきなりのビルの崩壊や、コンクリートにヒビが入る謎の現象におびえ悲鳴をあげる

そして、それに追い打ちをかけるように真っ赤な瞳を光らせ手の平から炎を創り出し、逃げ惑う人々の中へと放り込む。
それはみるみるうちに燃え広がり、一瞬のうちに町は地獄絵図と化した

「最初からこうすればよかった・・・。人間を根絶やしに、そしてお姉様への供物も手に入れる方法」

黒い巫女は、血のように赤い瞳を輝かせながら、阿鼻叫喚の地獄となった町を見下ろしている。
嗤っている。とても、怪しげな笑みを浮かべて。

「もう、四神相応なんてなくなったのに・・・。“四つの神様がいる都”だなんて・・・・よく言ったものだわ」


***

「全アパルリッターに出動命令を出して!できるだけ町の人々を避難させることを第一に!」


学園長が出した号令は瞬く間にすべてのアパルリッターへ届き、魔獣を倒すものと人々を安全な場所へ避難させるものと分かれた。
陽刻楼へ避難するよう呼びかけるアパルリッターたち。
そうしている間にも炎は勢いを増し、消防団では消火できないくらいまでに町中へ広がっていく。


そんな風景を見ながら、燐姫は楽しそうに嗤っていた。

「なんて綺麗なのかしら。燃えていく町並みがこんなにも美しいだなんて・・・。お姉様にも見せてあげたかったけれど、仕方ないわ。
今はぐっすり眠っていてほしいし」

そう言いながら、また一つ炎を投下する。
それを見ながら、怪しい笑みを浮かべていた

「ほんとに綺麗・・・。まるで燃え盛る彼岸花のよう」

彼女の周りに、紅い蝶が無数に舞う。
その中に、三つ目三つ足のカラスがいた。
それは燐姫に何かを伝えるように『カァカァ』と鳴く。

「・・・・どうしたの、愧烏(きう)。今、いいところなのに」

そう言ったところで言葉が途切れた。
愧烏を見たその先に、見知った人物がいたからだ。
その人物をみた瞬間、燐姫は「・・・・へぇ・・・・」ともっと不気味に嗤った

胸に手を当てて語り掛けるように呟く。

「・・・・ふふ、大丈夫。あなたが憎い奴がそこにいるんだもの。ちゃんと応えてあげるわ・・・・」



「――――プラシナ」

つづく....
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