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~第10章~ 『月の過去、影の想い』 
おはこんばんわ~゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*

いよいよ今年も最後になりました。
2010年、私は5月に復帰してから7か月・・・・・楽しかったですw

モリアン様、ありがとう(マテ

さて、今回は私の過去。

『影』の存在の真実です。今年更新はこれで最後です。
ルインさん、想像力を思いっきり加速してくださいねっ(

では、下から Read More でお読みください。


よいお年を~~ヾ(*^▽^*)〃



魔界 玉座の間

スゥ・・・・

リリボン「・・・・・私は・・・・・眠っていたのか・・・・・」

キホール様ったら、わざわざ眠らせるだなんて。
ティルナノイ全てを破壊しようと思ったが、まだ力が足りないのか面積の半分とは・・・・・。
あの方はきっと、また私に巨大な闇を植え付けえるであろう。

キホール『起きたか、リリボン。』

キホール様が私を見ている。フフ、素顔を見てみたいけれど・・・・・
嫌がるのは知っている。いつも通りに接してみるか。

リリボン「キホール様、催眠術をかけるだなんて・・・・、別にそこまでしなくてもよかったのに・・・・」
キホール「そうもいかん。我が姫のためだ。記憶が蘇ったと思ってな。」
リリボン「・・・・記憶?何のことでしょう・・・・。私は生まれたときからこの魔界にいます・・・・。」

もちろん嘘。だって、今までリリボンのことを見てきた『影』だから。
あの子のためにこの場にいるようなもの・・・・・。

キホール「お前は美しい・・・・。ずっと側にいてもらいたいものだ・・・・・。」

キホール様が私の顔をなでる。手袋くらいはずしてもいいのに、1日中つけてるんだから・・・・。

リリボン「キホール様、私・・・・あなたの素顔が見たいの。」
キホール「・・・・素顔か・・・・。確かにローブばかり着ているからな、目の前が真っ暗だ。」
リリボン「次のご命令を果たしたら、見せていただけますか・・・・?」
キホール「姫の頼みだ。我が命を聞いてくれれば見せよう。」
リリボン「・・・・ありがとうございます・・・キホール様・・・・」

どうやらキホール様は私に弱いようだ。唯一の闇属性を持つ体からか・・・・。

リリボン「・・・・少し、水浴びしても・・・・いいですか・・・・?」
キホール「疲れているのであろう?好きにして構わん。」
リリボン「ありがとうございます。では、行ってきます・・・・。」





なんとなく、水浴びがしたくなったから来てみたが・・・・・。
それにしても、このドレス・・・・・よくリリボン着てたわねぇ・・・・・。着替えるの大変なのに・・・・・。

私は水に浸かる。冷たくて気持ちいい・・・・・。

ふと水面を見ると、私の顔が映っていた。『月』と『闇』の顔が・・・・・。

リリボン「・・・・・月、か。フフ・・・・・、あなたは元々『月』だものね、リリボン・・・・」

独り言よ。私はリリボンと共に時間を過ごしてきた『影』。
リリボンがすべて忘れたいと願うのなら・・・・・、私はそれを叶えなければならない。

私は知っている。あの子が泣いているわけ・・・・。それは決して誰にも言えない程の・・・・・悲しみ・・・・。





リリボン「・・・・・ここが・・・・エリン・・・・?」
    「静かな所・・・・・。」

あの子はまだ、幼かった。他人に話しかけることもできない、弱い子だった。
けれど、負けず嫌いでバイトなどもきちんとこなして・・・・・。

ただ、リリボンは少し・・・・変わった能力を持っていた。
月属性特有の『自然回復』。怪我をしても、月の力で治るというもの。
この力を見た、エリンの住民達はリリボンのことを・・・・・私たちのことを『化け物』と呼び、
どこにも居場所がないようにしたのだ。一番苦しかったのは『影』ではなく、本人自身・・・・。

『化け物』と噂され、私たちは悲しかった。
もう、リリボンの心の中ではその時から・・・・・大きな闇が・・・・生まれてしまっていた・・・・。

誰も信じられない、一人で居場所を探す日々。
「仲間」というものを知らなかった・・・・・。

ラキット「大丈夫?」

ラキットさん・・・・。あの人がリリボンの心を・・・・癒してくれた人・・・・。

ラキット「僕、ラキットって言うんだ。君の名前は・・・・?」
リリボン「・・・・・リリボン・・・・リリボン・クレセンティア・・・・・」
ラキット「リリボンか。かわいい名前だね。」

あの人だけは忌み嫌わず、私を誘ってくれて・・・・・。とても嬉しかった・・・・。

ラキット「これからギルド作ろうと思ってるんだけど、よかったら参加してみない?」



NADLE「お、新人か?」
ラキット「リリボンさんだよ、彼女エリンに来てまだまもないらしいから、仲良くしてあげてね。」
ノイエガ「当たり前ダヨ。他人を助けるのはエリンでは常識ダヨ。」

これが「仲間」だと・・・・・あの子は始めて知っただろう・・・・。暖かい存在だと・・・・。



ラキット「リリさん、君と話をしたいな。時間、いいかな?」
リリボン「はい。」

ラキットさんは何度も私と話をしてくれた。ちゃんと、今まで苦しんできたことについても・・・・。

リリボン「ラキットさんは、私のことを化け物とは・・・・思わないんですか?」
ラキット「化け物?ハハ、そんなの関係ないよ。君も一人の人間なんだよ?そんなに気にしなくていいさ。」
リリボン「石を投げられたこともあるし、『気持ち悪い』『死ね』『消えろ』とも言われた・・・・。
     いやだった・・・・。エリンって怖いところだなって思った・・・・。           」
ラキット「・・・・辛かったんだね。大丈夫、そんなことする奴らは僕らが撃退してあげる。
     僕たちは「友達」だよ。リリさんは一人じゃないんだからね。悩み事とかあったら遠慮なく
     僕たちに聞いていいからね。                             」


とてもありがたかった。私たちは、戦闘の基本、マナー、あいさつ・・・・・

いろいろ教えてもらって・・・・ここまで来た。
などっちにも・・・いろいろと助けてもらったけ・・・・。



キホール様は・・・・私たちの何が気に入ったのだろう。いまだにそれがわからない。
リリボンは今でも心の奥深くで泣いている。私が今まで問いかけてきたのは・・・・・

リリボンが望んだ、願い・・・・。決して、この体をどうこうしようとか・・・・そんなことは思っちゃいない。



リリボン「・・・・リリボン。本当に全て忘れて、楽になりたいと願うのなら・・・・・
     もう少しの間でいい、私に従ってて・・・・。それが・・・・私の『役目』だから。」






魔界 異空間

セトマル「さすがに、居城までは・・・・遠いですね・・・・。」
ルーフォス「異空間はエリンよりも遙かに広いからな。迷いやすいのも・・・・。」
欄榎「ご主人様が泣いてる気がする。早く、助けに行かないと・・・・。」
エクスフィ「そんなに慌てても、大怪我するだけだって。」

菜苺「・・・・・ん?あれ何・・・・?」

全員「え?」

ドーーーン!

ラキット「・・・・どうやら、敵のお出ましですね・・・・・。」
ルーフォス「ワルキューレ部隊か。」

早く、リリさんを助けに行かなきゃなのに・・・・。
僕・・・・もう少し、リリさんのことを分かっていれば、こんなことにはならなかったのかもしれない。

アレン「みーっけ♪」
リーチェ「・・・・こいつらか。魔界に侵入してきた人間共とは。」
アレン「たぶんそうだと思うよ~。はやく倒しちゃおっ☆」
リーチェ「そんなに焦っても何もないわよ。さぁ、今すぐここから出ていけ。
     姫様の下には・・・・近づけさせんぞ。             」

相手はやる気満々のようだな。ハハ、リハビリついでにひと暴れするかぁ~。

ルーフォス「ラキット殿。貴方はどう思うので?」
ラキット「・・・・もちろん、キホールが差し向けた部隊だと僕は思いますよ。」
おこちゃま「なら僕はミルで援護します!」
瀧本美織「みんなであの居城まで、辿りつきたいですねー。」
sixnine「よし、キタ!弓師の出番だ!!」

リーチェ「かかってこい。そちらからこないのならば、こちらから行くぞ・・・・。」

リリさん、待っててね。こいつらを倒したらすぐに向かうから。




エリン タラ王城 第3師団執務室

シェスリナ「よし・・・・・できたわ・・・・。作戦のまとめがっ。」
ルインティア「いよいよですね。はやくしないと『姫』になってしまいます。
       それまでに辿りつければいいのですが・・・・。        」
シェスリナ「大丈夫よ。ちゃんと考えてあるわ♪」


りりぽん、今助けに行くわ。またハーブちょうだいよ!!!
また笑ってよ!!よーし、私も久々に働こうっと♪

くるぽんたちのところへ、私たちは向かう。

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THEME | GENRE 小説・文学 |
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