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第10話 黒キ姫 
第10話更新なんだぜっ!
今回ぷらにゃんの台詞とか一切ありません。
私視点でお送りします。たぶん次回もです。
今回、ジェム解放呪文自分で考えてみました。
まあ、サイトいろいろ見て調べて引っ付けただけだかねw

あ゛ー、ぷらにゃんに会いたいよぉおお・・・・w
ぷらにゃん要素?が足りないよ~(←さびしがり屋


まあ、次回は封印解きにいく感じになります。

では、本文へどうぞ


※フォンセ(フランス語)・・・闇
 フィーリア・レーギス(ラテン語)・・・姫




―――――車の中。

リリボンは眠ってしまったプラシナを優しく抱きしめていた。

サクヤ「・・・姫様。プラシナ様は・・・」
リリボン「・・・眠ったわ・・・。気持ちよく・・・。」
サクヤ「・・・・事実は・・・伝えなくてよろしいので・・・?」
リリボン「・・・」

今からでも伝えたい。この気持ち・・・。
でも・・・、この子にはまだ・・・私の声は届かない。
それでも私は・・・・

**

家についた。
車からぷらにゃんを降ろさないと・・・。

サクヤ「姫様、お運びいたします。」
リリボン「いいわ・・・、私が運ぶから・・・。」

私はサクヤの言葉を聞かず、自らぷらにゃんを寝室まで運ぶ。
お姫様だっこで、起こさないように・・・・大事に・・・。

ベットにぷらにゃんを寝かせる。
ついでに、制服も脱がした。服のままは気持ちよく寝れないからね・・・。

スピー・・・・

よく眠ってる・・・。かぁいい・・・・///

トントン ノックの音。きっとサクヤだわ。

サクヤ「失礼します。少しお話したいことがありまして・・・。」

・・・?話?

サクヤが珍しく話がしたいっていうもんだから、リビングへ移動。
ぷらにゃんは・・・しばらく寝かせておきましょう。

サクヤ「・・・これを。」
リリボン「?この資料は?」
サクヤ「璃虎様が持ってきた、例の・・・」
リリボン「・・・ああ、情報ね。助かるわ。」

私は資料を手に取って紅茶を飲みながら読んでいく。
青龍、白虎の封印された場所は・・・この資料に記されていた。
北の守護神、玄武は私があらかじめ親が残した資料に書いてあったから知っている・・・
後は朱雀だけということになる・・・。そして・・・問題の・・・

サクヤ「青龍は地図から見るに、神水湖の中に居ると思われます。」
リリボン「水の中・・・ねぇ・・・」
サクヤ「いかがなされます?今夜にでも・・・?」
リリボン「そうね・・・。ぷらにゃんはタイミングよく眠ってくれてるし、今夜行くことにするわ。そこに水月もいるだろうしね。」
サクヤ「・・・やはり、あの者たちが・・・また・・・」

『神』達はなんでか知らないけど、しつこいのよね・・・。
私、あいつらと何度対峙したか覚えてないわ。それくらいしつこい奴らだもの。

リリボン「そんな顔しないでサクヤ。光の大剣を持たせなければ、こちらの思うままよ。」
サクヤ「しかし・・・」
リリボン「私が出かけてる間、ぷらにゃんをお願い。あの子が来たら正体もすぐにバレてしまうから。」
サクヤ「・・・分かりました。」

ぷらにゃんは見なくていい。私の無様な姿なんて・・・。
それに、無駄な戦いで傷をつけてほしくもない。

サクヤ「・・・まだ夜まで時間がありますが。」
リリボン「風呂に入りたいわ。体育で汗流しちゃったし。」
サクヤ「畏まりました。」




―――――・・・・ふぅ・・・・。

いつもぷらにゃんと一緒に入るからか・・・、一人で入るのは久々だ。
あの子、いつも背中流したがるから・・・。一人だと魔法でスポンジを動かしてするしかできないからね、ちょっと不便。

・・・・まだ、あの子は知らなくていい。けど・・・。
記憶が蘇ってくるのは時間の問題。記憶が戻った時はきっと、目的を果たしているでしょう・・・。

お風呂から上がってタオルで頭を拭き、黒いバスローブを着てリビングの椅子に座った。

リリボン「はぁ・・・。」

コトッ・・・  

ん?ワイングラス・・・?

サクヤ「ワインをお持ちしました。」
リリボン「気が利くわね。ありがと。」

匂いを嗅いでみる。・・・・・かすかに血の匂いがするわね。

リリボン「思うのだけど、誰の血なのかしら?」
サクヤ「私のものとサフィラの・・・」
リリボン「あら、サフィラも?物好きね、私の糧になりたいだなんて。」
サクヤ「たまには摂取も必要かと思いまして。」

サフィラ・・・。まあ、今どうしているか知らないけど無事なら何よりだわ。
占い師も兼ねてるから大丈夫でしょうけど。

リリボン「・・・そうね。いただくわ。」

ゴクゴク・・・。一杯だけで満足ね。
サクヤも・・・いろいろと私のこと思ってくれてるみたいだし。
あの頃とは比べ物にならないほど成長したわね。

リリボン「ごちそうさま。ぷらにゃんの様子見に行ってくるわ。」
サクヤ「夕食の支度をしておきます。」
リリボン「ありがと。できたら知らせに来て頂戴。」
サクヤ「畏まりました。」

寝室へ行くと、ぷらにゃんは猫みたいに丸くなりながら眠っていた。
かぁいい・・・・///

ぷらにゃんを見ていると、不思議と気持ちが落ち着く・・・。
そっと頭を撫ででみる。気持ちよさそうに寝ているから、こっちまで眠くなってきちゃうじゃない・・・・。
でも、今日は寝てはいけないわ。大事な用事があるからね・・・。

・・・・今のうちにジェムを確認しておこう。
機能がちゃんと働いているか、使う前に確認しておかないと。
ふむ・・・、大丈夫みたいね。
私のジェム・・・、本当なら人間が持っているものより大きいはずなのだけど・・・・
見ての通り学校生活やらしないといけないから、魔力を凝縮させてジェムにしてる。
だから、昔みたいにスケールが大きい魔法はあまり使えない。
でも、結界を解くとなれば別。
嫌でも、素の魔力に戻しておかないといけないもの。それくらい結界は強力だし・・・。
時間が来たら、戻しましょう・・・。

トントン

リリボン「ん?」

サクヤだわ。もうできたのかしら。

サクヤ「お食事の用意ができましたよ。」
リリボン「あら、早いのね。ありがと、今行くわ。」
サクヤ「プラシナ様の分は分からないので作りませんでしたが・・・」
リリボン「よく寝てるしね。起きたら作ってあげてちょうだい。」
サクヤ「分かりました。」

リビングで食事を済ました後、私は寝室に戻ってぷらにゃんの側に居ながら本を読んでいた。
璃虎と深雪にはあらかじめ連絡はしておいた。
もうそろそろ動き出すでしょう。

カチャ・・・ サクヤだわ。

サクヤ「そろそろお時間です。姫様。」
リリボン「・・・・そうね。ぷらにゃんをお願い。」

時間がきた。
また、疲れるお芝居の始まりね・・・。

『フォンセ・フィーリア・レーギス』

ジェムを解放する呪文を私は言う。
久々に、姫の姿に戻って・・・・なんだか不思議な気分ね。

リリボン「行ってくるわ。」

振り返って、サクヤにそう言った。
さて、青龍のところまで行きましょうか。


つづく.......
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